ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

ロストガールズ

2020-06-08 | 映画 ラ行

2010年、ニューヨーク州。3人の娘を持つシングルマザーのメアリー・ギルバートは、離れて暮らす長女シャナンと連絡が取れず警察に捜索を依頼する。シャナンは失踪前に緊急通報に助けを求めていたが、彼女が売春婦であることから警察はまともに捜査を進めようとせず、メアリーは自ら娘の行方を追う。やがて、シャナンが消息を絶った現場の近くで複数の女性の遺体が発見される。

ロストガールズ 2020年/アメリカ/リズ・ガルバス




実際の事件なんですね、しかも、犯人はまだ捕まっていないという…。
売春は違法行為ですし、でも、だからと言って彼女たちの命が軽いわけではないですし。
でも犯人は、彼女たちの命も存在すらも軽く見ているのだろうと思いました。

売春は違法行為であり、自ら危険に飛び込んでいるというイメージがありましたが、でも、この映画を観て、シャナンの母親のメアリーの必死さや闘志を見て、本当に人にはそれぞれ事情があるのだということを心に留めようと思いました。
そういった意味で心に重いものが残った映画でした。
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