ただの映画好き日記

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御手洗潔の追憶 / 島田荘司

2020-06-06 | 本 島田荘司
御手洗潔の追憶 / 島田荘司

新潮文庫 /2016.6



ちょっとヘルシンキへ行くので留守を頼む。そんな置き手紙を残し、御手洗潔は日本を去った。石岡和己を横浜・馬車道に残して。その後、彼は何を考え、どこで暮らし、どんな事件に遭遇していたのか。ロスでのインタビュー。スウェーデンで出会った謎。明かされる出生の秘密と、父の物語。活躍の場を世界へと広げた御手洗の足跡を辿り、追憶の中の名探偵に触れる、番外作品集。


御手洗潔、その時代の幻
天使の名前
石岡先生の執筆メモから。
石岡氏への手紙
石岡先生、ロング・ロング・インタヴュー
シアルヴィ
ミタライ・カフェ




『天使の名前』は御手洗のお父様のお話でした。
御手洗の実家はお金持ちだとばかり思っていましたが(違いましたっけ?)、父親は公務員だったの?とちょっとビックリ。
でも、開戦前や広島のことが真摯に描かれていて、とても読み応えがありました。

金沢が舞台の御手洗と石岡くんの20年ぶりの事件はいつ発表されるのでしょうか?
金沢といえば、吉敷シリーズで発表されましたが、まさか、御手洗ものが吉敷シリーズになっちゃった?ってワケじゃないですよね?
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