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マンハッタンの摩天楼が一目で見渡せるニューヨークのあるアパートの一室で殺人が行われた。フィリップとブランドンという大学を出たばかりの青年2人が、同級生だったデイビットを絞め殺して、死体を衣装箱に入れたのだ。2人は更なるスリルを味わうために被害者の父、恋人、被害者の恋仇だったケネス、伯母、青年たちの先生だった大学教授を招いて晩餐会を催す。死体入りの衣装箱の上にごちそうを並べて皆に食べさせたり、殺人に使ったロープで幾冊かの本を縛って父親に贈ったりして、腹の中で優越感を味わっていた。時間が経つにつれて、フィリップは犯した罪の恐ろしさに次第に冷静さを失っていくが、一方のブランドンは鋼鉄のような神経の持ち主で、教授がかつて世の中には法律など超越した超人がいてもいいといった言葉を思い出し、彼は死骸を教授に見せてやりたいという衝動にかられる。そしてそんな2人の異常さに感づいた教授は…。
ロープ 1948年/アメリカ/アルフレッド・ヒッチコック
面白かったです!!
殺人の動機が、下等だから殺しちゃえー!というのは猟奇殺人ということになります?
チェストに死体を隠し、その上にパーティのお料理をのせ、最悪なのが、殺されたデヴィッドの両親と婚約者をパーティに招待。
うん、これはやっぱり異常者のやることですね。
ですが、ならば、なぜ、演奏家は異常者に協力したのだろう?と不思議に思いました。
ジェームズ・スチュアートが変な雰囲気を引き締めてくれて、見応えがあったと思います。
ヒトラーへの憤りを感じました。