ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

僕らのミライへ逆回転

2014-11-20 | 映画 ハ行


トラブルメーカーのジェリーとつぶれかけたレンタルビデオ店の店員マイクは幼なじみ。ある日、店のビデオから映像が消える事件が発生。電磁波を帯びたジェリーが全ビデオを駄目にしてしまったのだ。苦肉の策で、『ゴーストバスターズ』『ラッシュアワー2』など消えた映画を自作自演で作り直す羽目に。しかし、驚くことにその手作りリメイク映画が大評判となり、店には長い行列が…。が、この騒ぎを聞きつけてハリウッド映画の弁護士が乗り込んできた?

僕らのミライへ逆回転 2008年/アメリカ、イギリス/ミシェル・ゴンドリー





じんわりあったか~くなる映画でした。
欲を言えば、もう少し丁寧だったらなと思うところがありましたが、でもそれは、1本の作品を20分にリメイクする感覚であり、イメージや雰囲気で感じ取ればいいのかなと思いました。

そして、ジャック・ブラックは相変わらずガチャガチャしていて最後まで馴染んでいなかったように感じたのですが、それもやはり、素人たちが集まって自分たちの映画を作る!という楽しさ先行のハチャメチャ感と同じ感覚を表現しているようにも感じられ、このように、至る所で、ふと思い止まることができて優しくなれる仕上がりだったように思いました。

たくさんの映画のリメイクシーンが出てくるのですが、その20分のリメイク版をとにかく「観てみたい!」と思いました。
楽しそうだな~と思うのと、映画が好きなんだな~と感じるのと、映画製作の本来の在るべき姿!とは言わないですが、純粋さとか愛情を感じることができると思いました。
面白かったです。

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