岩井ジョンの旅行記

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仏様のお話

2021年07月17日 08時02分44秒 | 出来事

  ほとけさま の おはなし

 月参りしてもらっているお寺に、置いてあった大切な

  手紙を掲載します。以前にも掲載したことがあります。

   1の手紙・・・ほとけさま の おはなし

     【私は間違っていない】

  二人のおじいさんが、隣同士に住んでいました。

  1人のおじいさんの

  A家はいつも喧嘩が絶えません。

  もう1人のおじいさんの

  B家からは、一度も喧嘩をする様子をみたこと

    がありません。

 A家のおじいさんは、「私の家は何かといえばすぐ

 喧嘩になるのに、どうして隣の家は諍いがないのか

 不思議だなあ」と思っていました。

 ある日B家で大変なことが起こりました。大切に育てていた

 ウシがにげたのです。

 A家のおじいさんは、

 これは、きっと大喧嘩が始まると思いました。

 だって!!!!

  大切な🐄が居なくなったのですから。

 おじいさんは、

 聞き耳を立てて隣の家をうかがっていました。

 しかし、

 いつまで待っても大きな声が聞こえてきません。

 おじいさんは、シビレをきらしてお隣を訪ねて聞きました。

 「大変でしたね、大切な牛が逃げたそうで。誰が

 悪かったのですか」と聞きました。

 すると、若いお母さんが、

  「私が悪かったのです。昨日の夕方ちっと忙しかったので

  どうも牛をつなぐヒモをつなぎ忘れていたようです。」

 すると、後ろから若いお父さんが、

  「いやいや、牛小屋の戸を閉め忘れたのは私だから

  私が悪かったのです。」

 すると、奥から出てきたおじいさんが、

  「いや、若いもんが悪いのではない。毎晩最後の

  見回りをするのがわしの役目のに、それを忘れて

  しまったのだから、わしが一番悪いのだ」と。

 これを聞いたA家のおじいさんは、

   「喧嘩にならんのはあたりまえじゃ。」

 「わしの家なら、オマエが悪いんだとか、」

 「アナタがちゃんとしていないからと」 

 相手を攻めてばかりだからなぁ。

 「だから喧嘩が絶えないのだ」

  と腕組みして

  帰っていきました。

     

                 

 

   

 



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