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介護者記事 2

2020年11月16日 08時52分22秒 | 介護

  二人で暮らしで起きた「最悪の事態」

 お父夫婦は、二人で気に入った有料老人ホームを見つけたにも関わらず、息子反対にあって仕方なく入居を断念。これまでどうり、昔に建てた古い住宅での生活を続けることになりました。

 お父さんは、もともと高血圧・糖尿病などの生活習慣病があり、医師からも服用のほか食生活や運動など、生活の仕方を注意するように指導を受けていました。でも夫婦二人だけの暮らしでは、奥さん以外に忠告してくれる人もいません。ついつい健康とは言えない毎日を過ごしていたある日、突然脳梗塞で倒れたのです。

 不運にも奥さんが買い物に出かけていてすぐに発見できず、病院へ救急搬送したものの、処置が遅れたことで半身麻酔や高次脳機能障害など大きな後遺症が残ってしまいました。入院生活が続くなか、リハビリでも思うような成果が見えず、毎日通う奥さんのも疲労の色が濃くなりはじめたころ、お父さんは合併症を引き起こしてとうとう帰らない人になってしまいました。

 もし二人が元気なうちに自立型老人ホームに入居していたなら、健康管理をはじめ高齢者に適した環境の中で健康な生活が送れたでしょう。さらに看護師が常駐していますから、万が一脳梗塞が発症したとしても、予兆にきづいたり早急に救急搬送ができたと、思い障害が残ることはなかったと思います。まして死に至ることはなかったでしょう。

 

 「どこの施設も同じ」という思い込み

 病院通いのつかれと夫の突然の死によって、残された奥さんはガックリと生きる気力を失いました。高齢者の身体元気は「まず気持ちから」と言われますが、奥さんの身体はみるみる内に衰えて、一人で暮らせる状態ではなくなってきました。

両親と離れた場所に住み仕事が忙しかった息子さんは、父の見舞いにもあまりこれませんでしたが、弱った母を一人で置いていくわけもにいかず、また、共働きで同住するのも難しいため、施設に入居してもらをと考えていました。

 そんな時、息子さんの近くに新しく出来た有料老人ホームを見つけました。確認すると介護認定を持つ人向けの施設で、24時間の介護体制があるとのこと。「それなら安心だし、要支援の母も入れる」。費用も手ごろで、場所の近いから便利と考えて、そこに母を入住させたのでした。お母さんは体も気持ちも弱り切っていたので、息子に任せるしかありませんでした。

ところが、有料老人ホームは、中度から重度の要介護者が中心で、まだ身の回りのことが出来るお母さんはのような軽度の人はほとんどいません。自分では動けない人が多く、話相手すら見つかりません。自由に外出もできないうえレクレイションもたまにしかなく、退屈な時間を過ごす日々が続きました。「なんでこんなことになってしまったのだろ、自分一人ではどうにもできないから仕方がない。」そう諦めながらも気持ちが晴れ事はありませんでした。

 息子さんが、【高齢者向けのホームならどこでも同じ】と思い込んで費用と場所しか考えず、お母さんにあうかどうかを

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検討しなかったことが、大きな後悔に繋がりました。お母さんのような軽度の高齢者なら、元気な人が中心の自立ホームにも入居できるのです。自分と同じレベルやより元気な人に囲まれて、自由で活動的な雰囲気の中で暮らせば、きっと元気を取り戻せることができたでしょう。

右手のvをそのまま下に下げる・・・介護という手話です。

   両手の位置はそのままで、右手上・左手下・交互2回繰り返す。する   という手話です。

      「介護する」と言う手話になります。

  

 



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