『tokotoko』

Fortune comes in at the merry gate.

『Mr.Children/SUPERMARKET FANTASY」』/『BUMP OF CHICKEN/jupiter』

2011-05-10 | 音楽
今日の1枚目は、
Mr.Childrenの『SUPERMARKET FANTASY」です



でも雨に濡れぬ場所を探すより
星空を信じ出かけよう

やがて音楽は鳴りやむと分かっていて
それでも僕らは今日を踊り続けてる

忘れない為に
記憶から消す為に (エソラ)

描いた夢 それを追い続けたって 所詮
たどり着けるのはひとにぎりの人だけだと知ってる

「それならば何のために頑張ってる?」

とか言いながら分かってる
この街に大切な人がいる (東京)



2枚目は、BUMP OF CHICKENの『jupiter』です

見えないモノを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ
静寂を切り裂いて いくつも声が生まれたよ (天体観測)

幾つもの景色を 通り過ぎた人に 問う
君を今 動かすモノは何?その色は?その位置は?(ハルジオン)

『きのう』

2011-05-10 | 今日の日記


近所のおじさんが亡くなった。

声の大きなおじさんだった。

学生時代、電車の中で見つかると、最悪だった。

車両の向こうの方から、私の名を連呼しながら近づいてきた。

クシャクシャな顔をして、笑って言った。

「おじさんの車、乗っていくか?」

嫌とはいえない笑顔だった。

側溝にはまってしまったとか、

小川に落ちたとか、

危険な運転の噂は知っていたけど、

心臓がキュ~ってなることがあったけど、

何度も送ってもらった。

そういえば、おじさんが私の顔を見る時は、いつも笑顔だった。

おじさん、天国でも、大きな声で話して、笑って、みんなを楽しませてね。



おじさんが癌だったということは、数年前に聞いた。

私も昨年の夏、かなり勉強したけど、

癌は、難しい病気だ。



「がんのひみつ」(中川恵一著、朝日出版社)より・・・


がんは、普通は、治療後5年間再発しなければ、
まず大丈夫だろうと考えて、5年生存率を治癒率として使っている。


がんが完治したと100%断言することは不可能。
再発しない確率が非常に高くなった状態と考えるしかない。


肺がんや食道がんといった5年生存率があまり高くないがんでは、
5年以後の再発はめったにない。


乳がん・前立腺がん・大腸がんといった比較的治りやすい(5年生存率がよい)がんでは、
5年、10年してからの再発の可能性が残る。


20年生存率をとってみても、
前者のタイプ(肺がん・食道がんなど)より後者(乳がん・前立腺がん・大腸がんなど)の方がずっと高いので、
後者のタイプは「タチのよい」がんといえるという。



油断できない病気・・・ということです。

何でもそうだけど、

常に、自分のからだに、

「大丈夫か?」と聞くこと。

専門家の手を借りて、メンテナンスすることが大切です。

「お~い

私は、毎日、朝起きたとき、

おなかに聞くことにしています。

みんなも、心配なとこに向かって、聞いてみてね。

「お~い



『重力ピエロ』

2011-05-10 | 映画・ドラマ・舞台
重力ピエロ』を観ました。



監督/森淳一 
原作/伊坂幸太郎
脚本/相沢友子

出演者/加瀬亮/岡田将生/小日向文世/吉高由里子/岡田義徳
渡部篤郎/鈴木京香

音楽/渡辺善太郎



映画も原作も好きな作品です。



すごく重い難しいテーマだけど、わかりやすかった。

「また観たい」と思える作品。



映画館で観た時、近くにいた人が、

ハルが出した答え・・・が、いいのか悪いのかという話をしていたけど、

そういうことじゃない「こと」が、小説や映画だけでなく、現実にもあるよなぁと思いました。

これは作品だけど、いろんな人の顔を思い浮かべて、そう思いました。



家族・・・というものとか、

愛する気持ち・・・とか、

守りたいと思うこととか、

そういうこととか。



そんなかんじのそういうことが、

すごくいい空気感で、交わっていました。

加瀬亮さんの、普通じゃない普通なかんじ・・・

岡田将生さんの、危うい透明感・・・

小日向文世さんの、父親もよかった。
 
暗いけど、重たいシーンばかりじゃなくて、

クスリ・・・と笑ってしまうかんじが、いいのかもしれないです。



ことばも好きです。

「ハルが2階から落ちて来た」

「何千回、何万回と考え悩んできた。お前以上にこのことを考えられる奴はいない」