クルマにちょっといい話

岐阜県各務原市にあるトクイチオートから、知っておいていただきたいクルマに関する情報の切れ端をブログでお届けします

カギにもバッテリー

2020-12-23 | 電気のおはなし

最近ではスマートキー&プッシュボタンスタートのクルマが多くなり大変便利になりました。

簡単にスマートキーのしくみは、車両から発信される125kHz帯のLF(長波)をキーが受信し、正しい電波信号ならば313MHz帯(日本や北米の場合、欧州などは433MHz帯が多い)のUHF(極超短波)で返信し、 キーからの返信にはキー固有のIDを含む情報が含まれていて、そのIDが車両に登録されたIDと一致すればドアロックの解錠やエンジン始動が出来ます。 キーからの返信の電波は暗号化などがされているため、単に電波を受信しただけではIDがわからないようになっています。 

このような通信を行っている物の電源が小さなボタン電池一つです。(サイズは様々ですが)

前世代のキーレスエントリー(ボタンを押してドアロックを解除する。エンジン始動はキーをシリンダーに差し込みキーを回して始動させる)のころは電池は長持ちしていましたが、スマートキーではご用心ください。

一年以上使用しているとキーの電池容量が低下し、突然ドアが開錠できない、エンジンが始動できない、などといった事が起こる可能性があります。

電池の持ちは使用環境によって大きく変わってきますが、安定した作動と安心のためにも基本的には一年ごとの電池の交換をお勧めしています。

 


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