キーホルダー。アクセサリーとしてとらえる方もいらっしゃいますね。
ディーラーなどでも、ノベルティとして、よく配られるアイテムの代表格でしょう。
鍵の保護と紛失防止には便利なアイテムなのですが、クルマの車内では、Gがかかり、ほんの数10グラムの重さのものでも、状況によっては、負担になる場合があることをお忘れなく。
キーシリンダーや、思わぬ箇所に思わぬダメージがおよぶケースが多くみられます。
クルマのイグニッションキーには、重いものをぶらさげないでください。
また、落とすのも禁物です。
クルマに乗るときにも、降りるときにも必ず手にするものですから、つい、うっかり、ということになりそうですが、最新の注意をはらって扱ってください。
さらにズボンのポケットに入れたまま「洗う」なんて、もってのほか。
直後には、エンジンはかかるかもしれませんが、内部に水分が浸透した場合には厄介です。基盤が損傷したり、影響がクルマ側に及ぶ場合もあり、重大な故障をまねく事例が、多発しています。水分による腐食が進むのはある程度時間が経ってから、という事情もあり、故障の原因としては、気がつきにくいわけです。
金属を削って作った丈夫なカギはもう昔のおはなし。あくまでも精密電子機器としてのあつかいをお願いいたします。