
(画像上:当会にて保存している、以前の大槌町夏本の写真)
(画像下:埼玉県 礼田 計 様より、現在の大槌町夏本付近の現場写真)
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仙台市から青森市まで、太平洋沿岸を北上するR45では
従来N端末は青森県、岩手県内に各1基、宮城県内に3基設置されていた。
また、同じくR6(東京ー仙台)にも、福島県内に4基
東日本大震災直前に設置されていた。
もちろん、津波の強襲を受けた端末は、いくつかあったようだが、
今のところ、当会関係者が現地に赴いて確認できたのは、
この大槌町夏本のものだけ。
調査が遅れている理由は周知のことと思われるが、
主として被災地付近へのアクセスや現地の道路状況などが、
よくないことだ。
大槌町といえば、大きく報道されたとおり、
町長と町職員の1/4を津波で失った大悲劇の町。
役場のあった地域は大槌町の堤防が決壊した近くにあり、
後の調査によれば川が海からの津波の力を集中させるような形に
なっており、高さ13メートルにもなったと見られるそうだ。
さて、R45は、その役場からも300メートルくらいしか
離れておらず、道路が何とか残ったのは、近くのトンネルや
堤防との関係で数メートルの高さの盛土のおかげではないかと思われる。
とはいえ、N端末は土台も含め、全く影も形もなくなっていた。
いまだにガレキと放射能が切り離せない大槌町の再起を祈り、
支援していきたい。
なお、あの「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなった蓬莱島は
大槌湾口にあり、「キリキリ(吉里吉里)人」などに連なる地名も、
大槌町東部に見られる。
一矢の会 浜島 望