京のにちじょうさはん ごこう

京都在住19年目の浜っ子の日記。其の弐。

初稽古

2008年01月23日 | ミーハーがつくる喫茶文化史
きょうは、初稽古でした。

ああ、やっぱりみなさんとのお稽古はたのしいなあと思いました。
このところ体調やら機嫌が悪い日々を送っていたので、
(コメントのお返事おくれがちですみません)
幸せに「笑う」ことを忘れそうになっていたのかもしれません。
まずもって、はやく身体の気になるところをなおしたいものです。

お稽古は、茶箱の卯の花の拝見付き。細かいところの復習が必要ですね。
それと、炉のお棚がある薄茶点前です。
お茶碗を何手で扱うかがごちゃごちゃに
炉の柄杓の扱いがもっときれいになるように、練習しなくちゃ。







うっかりしていて、お菓子の名前をうかがうのを忘れました、すみません。
幸楽屋さんの表面に椿の印を押した黄身しぐれです。
きょうは上手にいただけました。(かつて、某お店の黄身しぐれでばらばら事件が・・・)
やさしい甘さが、ほんとうにおいしい。

帰りがけに、淡交社さんで『芦屋釜の名品』を購入。
知識のないわたくしに、芦屋釜のみかたをやさしく解説してくれるのがありがたい一冊ですわ。
本家筑前の芦屋釜だけでなく、伊勢芦屋釜・越前芦屋釜などもあって面白いです。
宇治茶の「無上」とか「別儀」が売れ始めると、ほかの地域でも宇治茶をまねして「無上」とか「別儀」というブランド名をつけたお茶をつくりはじめたことに、そっくりじゃないですか。
それに用語が散見する史料の種類の変遷も、そっくりだったりいたします。
これは・・・(以下略)。
それから、芦屋釜の値段が、京都では地元の1・7~2・5倍の値段でとりひきされていたというのも、興味深いですね。

はやく体調を整えて、細見美術館にまいりたいものです。








それから、レジのところで、「京都月釜ののある社寺案内」のマップをみつけました。
梨木神社さんの染井会などが紹介されていましたよ。
もうすこし気候がよくなりましたら、参加してみたいですね、みなさま。

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2 コメント

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初稽古 (yume)
2008-01-23 23:02:45
初稽古でしたか。

この間もそのようなお話が出ていましたが、私のお稽古も「初煎会」(お抹茶で言う、初釜です)が場所を替え二週あって お稽古はまだなんですよ。

この間の お茶会を拝見していて、お手前したくってうずうずしています。
私の初稽古はあさって、楽しみです。
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初稽古 (もちや)
2008-01-25 07:23:58
☆yumeさま
yumeさまの流派では「初煎会」とおっしゃるのですね。別の流派では「初煮会」とおっしゃるところもありますね。「煎」「煮」なのは、面白いです。

しかも、場所を替えて2週もあるのですね。すごい。
お稽古場の初釜はこれからです。
はじめてなので、楽しみです。

お稽古は楽しいですね。
もっともっと上手になりたいです。
いつか、yumeさまにもお点前していただきたいですわ。
薄茶席と煎茶席のある会をひらいて、楽しめたらいいですね。
(お道具そろえようっと)
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