鱒沢林道

オリンパスPEN-F　絞り優先　f/8　1/13sec　ISO-1250　+-0.0　12mm

天気予報では関東平野は概ね曇天の予報だが会津には晴れマークが付いている
4:40セローに火を入れ北上
矢板から高速に乗ってみる
流れに合わせて100㌔巡行してみた
う～ん6速欲しいか？
やはり90㌔がラク



会津高原駅先の電光掲示板の表示は11℃
涼しいというよりちょっと寒い
大晦日の走納会の日中の温度がこんなもんだろう
中山峠は道の線形が改良され走りやすい
トンネルも一本追加されて往路と復路が分かれた



気温は低いものの日差しが差してくると暖かく感じる
会津たかつえスキー場先の熨斗戸（のしと）集落付近で朝もやが晴れながら蒸発していくのか見える
早起きは三文の徳のシーンだ



国道から農道に入ると畑の中に渋い藁ぶき屋根の小屋がある
ココは以前見つけて撮影した事がある
ちょうど朝に日差しに映えたシーンをいただいた
やっぱ一眼レフ持参だとイイね
いずれ雪景色を撮りたいと思いながら忘れてしまうが…



旧舘岩村の村道鱒沢線が昔からの林道の呼称だ
今回はそのネーミングにリスペクトして投稿のタイトルにした



果たして天気予報は当たり福島県側は青空が出てきた
但し峠付近には雲が居座っている
最初は水たまりを除けるように走っていたがだんだん面倒くさくなり真っ直ぐ突っ切る(笑)



水たまりはあるものの前半区間は昔ながらのご機嫌な林道ツーリングが楽しめる
バイク雑誌の表紙に出て来るような風景が続く
TOPの画像にあるように鱒沢林道の魅力はこの広葉樹林帯だ
ただ鱒沢渓谷を遡上していくと段々光が無くなってくる
やはりもっと快晴の日を狙って撮影日を決めたい



往路はまず林道の状況チェック重点に走る
渓谷区間からつづら折りの峠区間に差し掛かる処で大き目の崩落
バイクのラインは一本あるが単独であるのでココで撤退



復路要所チェックしながら下る
この林道独特の砂地が沢沿いに流れ落ちている
四輪の通行跡もなく二輪のラインがあるのみ



この林道には洗い越しスポットが二箇所あって速度を乗せて走るとジャンプする
上流側の洗い越しの周りも大きな崩落があったようで改修工事の跡が見られる
改修工事が地味ながら進んでいるのでいずれ抜けられる事を期待したい



ちょうど中間部付近だろうか（トンネルのちょっと上）に支流の流れ込みがあり車が数台停められる広場がある
筆者のお気に入りスポットである
鱒沢渓谷と広葉樹林の新緑が楽しめる
できればもう少し光が欲しかった



支流の流れ込みの景色も雰囲気がある
もう少し水量があればスローシャッターで撮ってみたい
（実は手持ちでやったが失敗、笑）



お約束のトンネルだ
林道ライダーの多くは栗原川林道のトンネルの写真はよく見るがココの写真は少ない
このトンネルも放置されていて損傷が始まっている
なんとか維持してもらいたい



林道出口手前に鱒沢渓谷に降りられる処がある
ココで休憩
カジカガエルの鳴き声が響いて会津の山懐に居る事を実感させられる



復路はおなじ道を戻る
県境のトンネルを降りきった右側に山王わさび店がある
9時の開店前であったが軽トラが停まっていたので覗いてみる
店主が居て生わさびを5時から採ってきたばかりであった
ワサビ田は店から10㌔ほど県境の山に入った処で栽培しているそうだ
去年台風でわさび田が流されてしまった話など他に客も居ないのでおしゃべりした



酒呑みは「わさびたまり漬け」がお勧めだと言われ生わさびと一緒に求めた。