Sobesednik.ruに出ていたタチアナ・アナトリエヴナのインタビューがとても面白かった。
私的にツボだった箇所。
私的にツボだった箇所。
- ロシアのフィギュアスケートの復権には、「Ice Age」が大いに貢献している、とのお話。
「Ice Age」の人気の秘訣は、素晴らしく才能のある人たちによって作り上げられているから。アヴェルブフとズーリンは、素晴らしいプログラムを創っている。とても興味深くて、スケーターたちの能力をさらに引き出すようなもの。すべてがとても高い水準でなされている。長い間にわたって番組の審査委員長を務めることができて、また、この番組のおかげでフィギュアスケートの人気が高まっている事はとても嬉しい。
Ice Ageのクォリティの高さについては120%同意!
- プルシェンコとヤグディンの問題は、あなたにとっては解決済みですか?という質問に対して
「解決していますとも。ずっと昔、2002年のオリンピックでね。リョーシャは文句なしのチャンピオンになったんですよ」とのお答え。
でも、プルシェンコのほうがメダルの数は多いですよ、というインタビュアーに
メダルなんて関係ない。10年経っても、ヤグディンの「ウィンター」と記憶されている選手を持てたということに目を向けるべき、と。
もう、500%同意!!
それにしても、タラソワさんのリョーシャ愛にはいつもほっこりさせられる。
10年たっても記憶されている選手・・・本当にそう。彼が競技を離れて何年も経ってからファンになってしまった私のような人間もいるし・・・。
- 今はナショナルチームのコンサルタントとして、さまざまな選手の相談にのっている。
今年は、ガチンスキーが自分に自信を取り戻すための手助けをしている。今のところ、練習の中でしかその成果を出せていないのが残念だけど。コーチのウスペンスキーと心理学者と一緒に、彼を助けようとしているところ。
コフトゥンはブイヤノワコーチのところに行って、振付にチェルニシェフが加わってからは自分たちで上手くやっていけるようになったので、今は任せている。
ヴォロノフにはトゥトベリーゼのところに行くように勧め、エテリには彼を受け入れてくれるように頼んだ。
直接の指導はしていないけれど、頼まれれば電話でアドバイスをしたりする。「4回転が1つしか入っていないけれど、2ついれたらどう? 何故、プログラムの後半にアクセルを入れないの? コンビネーションジャンプはどこに入れるつもり?」と尋ねるとか・・・
問題を抱えている選手の駆け込み寺のようになっているタラソワさん。
レオノワちゃんやボブロワ/ソロヴィエフのコーチ変更も世話してあげたらしい。
セリョージャへのアドバイスが鬼のようで笑える。誰だったか、タラソワコーチは練習中、にっこり笑って鬼のような要求をしてくると言っていた人がいたような(うろおぼえ)・・・
- 人生の中で、変えたいと思うものはありますか?との質問に
「自分の体重」
笑! でも、もふもふでないタラソワさんはたぶんきっと物足りない。
- 引退の考えはありますか?という質問に
「仕事は私の人生そのもの。仕事を離れるということは、私にとっては死ぬことと同じ。」
これからもずっとお元気で、この美しいスポーツのためにお力を貸してください!