2015/11/02
貴方がデジカメを
買いに行ったとしましよう。
カメラを買う目的は、
子供の成長記録用です。
どの機種がいいのかなぁと
悩んでいると、
店員さんが
やってきて商品説明を
始めます。
「この機種は、F値が〇で
〇倍ズーム搭載です」
こう言われたらどうでしょう。
あなたは、その機種を
欲しくなったでしょうか?
よほどカメラに詳しい人でないと
決められませんよね。
では、
「この機種は、F値が〇でなので、
暗い室内で動きがある写真も
きれいに撮れますよ。
ズーム〇倍もあるので、
遠くのものも
大きく撮れますよ」
と言われたらどうでしょう。
「あー、だったら、
この機種買おうかな?」
と思うのではないでしょうか?
では、更に
「この機種は、F値が〇でなので、
暗い室内で動きがある写真も
きれいに撮れますよ。
ズーム〇倍もあるので、遠くのものも
大きく撮れますよ」
「ですので、発表会のような、
室内で遠く離れたところから撮っても
表情がはっきりわかるくらい、
鮮明に撮れるのでお子さんの
思い出を残すには最適ですよ」
と言われたらどうでしょう。
「お子さんの成長記録用に
と思っているのであれば、
「じゃ、これ下さい!」
と言ってしまうと思います。
これがベネフィットの明示なのです。
言葉だけの話かもしれませんが、
メリットは、単に利点や価値、
即ち特徴でしかないです。
これに対してベネフィットは、
利益ですから、メリットにより
もたらせれる恩恵ですね。
この恩恵は、
買う人が感じる価値です。
なので、カメラの例でいえば、
風景写真を撮りたい人にとっては
ベネフィットにはなりえない
ということになります。
ということで、商品やサービスを
購入することで、
お客様が嬉しくなってしまう
部分をしっかりと
発信する必要があるのです。
ひいては、
お客様がなにで喜ぶのか?
を知っておく必要が
あるとも言えます。
今年の年末商戦は、お客様に
ベネフィットを
お伝えする工夫を
してみては、
いかがでしょうか?
あっ、ベネフィットが
有効なのは
年末に限りませんね。
今から、
御社のチラシに
ベネフィットを
盛込んでみてください。
其れでは亦・・・
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