李香蘭

　なんとなく李香蘭（山口淑子）の事が頭に浮かんで、Wikiを読んだ。
　第二次世界大戦の頃、中国と日本で映画スターとして絶大な人気を誇った彼女は、戦後、中国で逮捕され、祖国反逆者としてあわや死刑かとも思われたが、日本国籍であったため間一髪で死刑は免れ帰国した。
　私がリアルタイムで覚えている山口淑子は、彼女が参議院議員になるちょっと前、テレビの「3時のあなた」の司会者を辞める時。「山口さんは今日が最後です」とか言われてて、私の母が、「選挙に出るとは言われんのやな」と言ってたのを思い出す。
　Wiki読んで、山口が芸術家のイサム・ノグチと結婚していたことを初めて知った。で、イサム・ノグチのWikiを読んで初めて知ったのは、彼がコロンビア大学の医学部に在籍しつつ、芸術活動をしていたということ。
　とりとめのない事を書いたが、言いたかったのは、人生は長いってこと。とりあえず自分の思う道へ進んでみていいんじゃないででょうか。

テオ、町へ行きましょう

　1998年、学会でオーストリアに行った時に、ラジオでたまたま聴いた曲です。

　あの頃、海外に行った時はカセットテープ付きのラジオを持って行って、現地のラジオを録音していた。デジタルの時代になって、保存していたテープはCDに焼いて保存していたのだが、この曲は誰の何ていう曲かもわからずに耳に残っていた。
　さっき、ふとShazamで調べてみたら、「Theo wir fahr'n nach Lodz」という曲だった。日本でも1960年代に「恋はみずいろ」をヒットさせた、あのヴィッキーの1970年代のヒット曲だ。
　何でも検索すればすぐにわかる便利な時代になったと思う。でも、あの頃の方が平和で穏やかだった。次の世代のために、あの穏やかな時代を取り戻すことが我々の使命ではないのだろうか。