いちみや医院・院長日記

某耳鼻科医の日記(?)です。医学的なことはあまり書いていなくて、ごめんなさい。

みんな夢の中 高田恭子

2015年08月01日 | Weblog
 私が日本の歌謡曲を一番聴いていたのは1969年頃だと思う。「いいじゃないの幸せならば」で日本レコード大賞を受賞した佐良直美。大賞を受賞したら、号泣するのが一般的だと思うけど、相良は涙ひとつ見せずにケロッとして歌っていた。最優秀歌唱賞は森進一の「港町ブルース」。歌唱賞は、青江三奈「池袋の夜」、弘田三枝子「人形の家」、加藤登紀子「ひとり寝の子守唄」。大衆賞は、水前寺清子「三百六十五歩のマーチ」、森山良子「禁じられた恋」。最優秀新人賞はピーターの「夜と朝のあいだに」。一宮家的には千賀かほるの「真夜中のギター」を大プッシュしていたので、「最優秀新人賞は、ピーター君の...」とアナウンスされた時には家族全員でガックリしたのもよく覚えている(ピーターが「君」づけで呼ばれたのも印象的だった)。新人賞は、千賀の他には、はしだのりひことシューベルツの「風」、内山田洋とクール・ファイブの「長崎は今日も雨だった」。ここまでは全部カラオケで歌える(青江三奈はかなり怪しいけど)。もうひとり、この年に新人賞を受賞した歌手がいるのだが、リアルタイムで聴いた記憶が私には全く無い。それが、高田恭子の「みんな夢の中」。つい先ほどラジオで耳にして、慌ててShazamで検索して、この曲の事を知った。
 今までの記憶が無い分、冷静に曲を聴くことが出来るが、アジア歌謡曲の隠れた名曲と言ってよいでしょう(知らなかったのは私だけかもしれないが)。