ライブドア

　時代の寵児と呼ばれたホリエモン、堀江貴文氏は拘置所に拘束され、ライブドアの社長を辞任したと伝えられている。
　ライブドアの資産は、もっとも高い時で８０００億円、今日の時点で１４００億円以下・・・。株の売買が成立した、最低で１株１２８円だそうである。そしてこの数字で計算すると１４００億円となるらしい。そう、まだライブドアの資産はまだ１０００億円以上もある。
　しかし、ライブドア株が上場廃止となれば、その１０００億円も泡と消える。ＩＴバブルと呼ぶのはそのためである。
　ライブドアと言う企業は、いったい何をしていた企業なのだろう。実は詳しい事を知らない。知っているのは、ライブドアが巨大なインターネットサーバーを運営しており、無料でブログスペースを貸してくれる会社であると言う事、そしてそのブログなどにＣＭを付けて、ＣＭ料金を稼いでいると言う。
　yahooや楽天等も同じような形で稼いでいるが、楽天はインターネット上での売買、仮想商店等の運用を行い、その過程で手数料を稼いでいるし、旅窓と言った旅館の予約サービスもあり、やはり手数料を稼いでいる。
　楽天に関して言えば実態は見える形で存在しているのだ。
　幾つもの会社を合併し、そのたびに株価を上げ、上がった株を分割してまた株価を上げる。
　まさにＩＴバブルとしか言いようがない・・・。

　巨大なインターネットサーバーを運営するには、確かに莫大な費用が掛かる。ｙａｈｏｏも楽天も無料サーバーを運営する為に、ＣＭ広告料を集めていると言える。確かに良い商売に見えるが、実際にはかなり厳しいらしい。楽天のような商売であれば、それなりに手数料も入るらしいがどうなのだろう。

　ライブドアも色々やっている、無線によるインターネット接続サービスである。ライブドアが潰れてしまえば、このようなサービスが挫折してしまう可能性もある。
　現代生活とインターネットは、もはや切り離す事は難しい。個人的には無くても困らない（コンピュータは必要だが・・・）かも知れないが、会社などではもうインターネットを利用した情報収集、電車の乗車券予約や、飛行機の予約などの大半がインターネット予約であり、決済もカードだからインターネットが無ければ、いや無かった時代に戻り難いと言える。