石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

巨大カエルの化石

2008-02-21 20:19:45 | 趣味
 本日の東京地方の天候は快晴、今日も雲一つない青空でした。都心部の最高気温は12度、最低気温は5度。三多摩地域の最高気温は13度、最低気温は1度。最高、最低気温を見ると一時期よりかなり温度が上がってきました。だいぶ春めいて来たと言えます。
 明日と明後日も今日と同じぐらいの気温になりそうですが、明々後日ぐらいから最高気温は7度の予想なので、また寒くなりそうです。

 体長が40センチを超える史上最大のカエルの化石が、マダガスカルの6500万~7000万年前の地層から見つかったそうです。
 骨格や歯の特徴が口を大きく開けて爬虫(はちゅう)類や鳥まで食べる南米のツノガエルによく似ており、発見した英米の研究チームは「恐竜の赤ちゃんまで食べたのではないか」と推測しているそうです。この化石は1993年に見つかった小片を研究チームが丹念につなぎ合わせて、新種の巨大カエルと判明したものだそうです。ギリシャ語とラテン語を組み合わせて「悪魔のヒキガエル」を意味するビーエルゼーブーフォーと命名した。
 アフリカ大陸に生息する世界最大のゴライアスガエル(三十数センチ)を上回る大きさだそうです。
 両生類がこの地球上を跋扈したのは、石炭紀からペルム紀とされます。両生類が生まれたのは石炭紀の前であるデヴォン紀とされ、約4億1000万 -3億6000万年前です。昆虫が生まれたのがそれ以前のシルル紀で約4億4000万-4億1000万年前とされます。流れから言えば昆虫が生まれ巨大化し、昆虫が繁栄した所でこの昆虫を喰らう両生類が生まれそして繁栄したのです。
 しかし、両生類はその脆弱な身体の構造から水際から離れる事が出来ず、爬虫類のようにその種類と数が大爆発はしなかったと思われますが、いずれにしても古代両生類はペルム紀と三畳紀との間で地球規模の大絶滅で滅んだと考えられています。
 とは言え、大型昆虫類と両生類は恐竜の餌となったとも考えられるので、相当数は残ったと思うのですが・・・。この化石の大型カエルも、恐竜の子供、昆虫を餌として食べて、そして大型恐竜に食べられていたと考える事が出来ます。
 両生類はカエルやサンショウウオ、イモリなどを見れば判る通り、肺呼吸による呼吸を可能としていますが、その皮膚が爬虫類とは違って乾燥に弱いと言う欠点があります。古生代に栄えた頃は様々な種類が居たと思うのですが、現在まで残っているのは有尾目(サンショウウオ目)・無足目(アシナシイモリ目)・無尾目(カエル目)の三群です。この中で無足目は蛇のような両生類です。
 両生類の段階ですでに卵胎生、すなわち卵を直接産まずに体内で幼生に育てて、幼生を生むと言う繁殖形態を取るものもあったとされます。後の爬虫類、恐竜の大半は卵を産む卵生で、この卵胎生は後の主役となる哺乳類を生み出す土壌となったと思っています。
 10年ほど前の仮説では、爬虫類の中で卵胎生の小型のものが生まれ、これが哺乳類になったとされていましたが、両生類から直接哺乳類が生まれた、あるいは卵胎生の両生類から爬虫類となった、恐竜から哺乳類が生まれたのかも知れません。

 アメリカで衛星の撃墜に成功したそうです。姿勢制御燃料で猛毒の「ヒドラジン」を満載しており、地球上に落下すると非常に危険な軍事衛星「L21」は、太陽電池を開く事が出来なくて制御不能となって、地球重力に引かれて落下中だったそうです。これを撃墜したのがハワイ沖のイージス艦から発射されたミサイルだそうです。
 凄く簡単そうな話ですが衛星の高度によっては、衛星の撃墜は非常に難しいものです。何より衛星高度まで打ち上げる事が出来るミサイルがほとんどありません。大陸間弾頭弾と言った大型のミサイルでも、実は衛星高度まで上昇する事は不可能であり、小さな衛星と衝突させる、あるいは近接信管が反応して爆発し、これを破壊できるまで接近させねばなりません。これが実は非常に大変なのです。
 たぶん、特別なミサイルを開発し、これを使用したのでしょうが・・・・。
 それにしても衛星が破壊されたとしても、数万個のスペースデブリが発生して、地球の軌道上を飛び回る事になります。これによって打ち上げられた宇宙船が破壊される可能性もあるのです。
 いずれにしてもこの衛星撃墜は大きな禍根になるかも知れません・・・。スペースデブリの問題はいずれ大きな問題となると思われます。
 スペースデブリはレーダーよって管理されていますが、いずれ管理しても間に合わない可能性があります。 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿