石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

歴史に思う

2010-11-25 22:54:10 | 趣味
 本日の東京地方の天候は晴時々曇後雨と言った感じでした。こちらでは8時ぐらいから雨が降り始めた模様です。都心部では21時の雨量は5.5ミリを計測しているので、かなり強い雨となっているようです。この雨はこのままずっと降り続くような事はなく、明日の早朝には止んで、天候は急速に回復する予想となっています。都心部の最高気温は14℃、最低気温は7℃。三多摩地域の最高気温は13℃、最低気温は4℃でした。最低気温が一桁、それも5度以下と言うのは久しぶりのような気がします。晩秋から初冬へ確実に移行しつつあります。ここ数日で小金井公園の木々の葉は落葉を始めました、銀杏も黄色く色づいて地面を黄色に染めています。紅葉は赤く色づき、地面を真っ赤に染めています。もう数日でほとんどの木々は葉を落とし終えそうな勢いを感じます。週間天気予報によれば東京地方の明日は雨マークが付いていますが、明後日以降月末の火曜日まで晴れマークが並び、水曜日は曇り、木曜日は晴れマークが付いています。

 最近ふと思うのですが、だいたいですが、平成は22年、昭和が65年、大正は15年、明治は45年(重複しています)。近代から現代までだいたいですが147年=150年。
 江戸は一般に良く言われる250年、1603年から1868年として265年ですが、だいたい250年ぐらいです。
 織豊時代は長めに見ても35年。
 では室町時代は?

 室町時代は以外と長くて、それでも1336年から1537年の237年までの、240年たらずです。江戸時代とそれほど変わらず、実は20年ほど短いのです。
 ただし、建武新政を含む最初の約60年間を南北朝時代、応仁の乱(1467年)以後の時代を戦国時代と区分けすると、75~100年間を室町時代と考える事が出来ます。戦国時代も80年から100年と考える事が出来ます。
 では鎌倉時代は?

 いいくに(1192年)作ろう鎌倉幕府と習いましたが、実際には東国支配権の承認を得たとされる1183年説と、守護・地頭設置権を認められた1185年説があるのだそうです。1192年は源頼朝が、征夷大将軍に任命された年です。鎌倉時代の終了は、鎌倉幕府滅亡の1333年ですから、長めに見ても150年に過ぎません。
 鎌倉時代 室町時代 織豊時代 江戸時代
 150年 240年 35年  265年 合計すると690年
 近代から現代まで150年とすれば、その合計は840年となります。
 日本の歴史は、飛鳥時代の600年頃に始まったとされます。飛鳥時代は120年、奈良時代が84年ぐらいです。
 では、平安時代は?
 平安時代は長岡京が建設を開始した794年から1185年までで、おおよそ390年となります。
 飛鳥、奈良に平安時代を合計すると、約600年となります。

 先史時代(文字などが伝わる以前、弥生、縄文、旧石器時代)から大和朝廷が設立して武家にその権力を奪われるまで600年、武家が権力を掌握して日本列島を支配した期間が690年。
 大和朝廷が権力を掌握していた時代が、ものすごく長いような気がしますが、実際には日本の有史の半分であると言えます。
 キリスト教による西暦から見れば、現在は2010年、日本ではその最初の600年は先史時代、次の600年が大和朝廷時代、次の700年は武家の時代、合計すれば1900年となります。近代から現代まで150年、計算はおおよそ合致します
 
 歴史の先入観と言うか、歴史観は人によって違うでしょうが、自分のイメージでは平安時代はもっと長く、武家支配の時代は合計するともっと長い。そんなイメージがありました。そう考えると、日本の歴史の始まりももっと早いと言うイメージがあったのですが・・・。

 日本の歴史は確かに文字による起源は不明ですが、魏志倭人伝が3世紀ぐらいの話ですから、この日本列島には大和朝廷との直接の繋がりは不明ながら、それなりに纏まった国が多数あったらしいのです。それは有史より300年も前の話なのです。

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