ガンガジは、アメリカ人女性だが、ラマナ・マハルシの弟子パパジとの出遭いによって覚醒を得たという。ガンガジの『ポケットの中のダイヤモンド』(徳間書店)は、2006年に翻訳出版された。この本の冒頭に、彼女が覚醒に至るプロセスが書かれている。それを何回かに分けて紹介したい。
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私の師と向き合うことになったとき、すでに私は自分を高める努力をずいぶんと重ねていました。性格、感情、神経症を改善し、比較的成果も挙がっていました。心理療法、アファメーション、瞑想、数々のワークショップ、チャネリング、占星術、ヴィジュアライゼーション、自動書記、ダンス、向精神薬、あらゆる欲望の実践、あるいは抑圧――この苦しみを軽くしようと、私は様々な方法を試みました。自分を愛そうとも思いましたし、憎もうとしてみました。しかし何ひとつ、効果はありませんでした。もちろん素晴らしい瞬間を体験したこともありました――天啓、喜び、至福感、そして平安に満ちた瞬間です。それでも、そのすべてを、苦しみの糸が貫いていたのです。私自身の頭の中にネガティブな考えや敵対心は湧き起こり続けましたし、私の周囲の人々の中にもそれらが生まれるのを私は目にし続けました。
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私の師と向き合うことになったとき、すでに私は自分を高める努力をずいぶんと重ねていました。性格、感情、神経症を改善し、比較的成果も挙がっていました。心理療法、アファメーション、瞑想、数々のワークショップ、チャネリング、占星術、ヴィジュアライゼーション、自動書記、ダンス、向精神薬、あらゆる欲望の実践、あるいは抑圧――この苦しみを軽くしようと、私は様々な方法を試みました。自分を愛そうとも思いましたし、憎もうとしてみました。しかし何ひとつ、効果はありませんでした。もちろん素晴らしい瞬間を体験したこともありました――天啓、喜び、至福感、そして平安に満ちた瞬間です。それでも、そのすべてを、苦しみの糸が貫いていたのです。私自身の頭の中にネガティブな考えや敵対心は湧き起こり続けましたし、私の周囲の人々の中にもそれらが生まれるのを私は目にし続けました。