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「世界遺産・西芳寺その①境内篇」〜苔寺で有名な予約しないと拝観出来ないお寺✨

2018-10-09 18:20:00 | オススメの神社仏閣
9月15日(土曜日)京都滞在3日目、この日も前日に引き続きお天気が不安定な空模様だった🌦️

雨に降られたら嫌だナァと思いながらも、私は10時に予約されている苔寺として有名な西芳寺を拝観しに行く事に(^_^;)

四条大宮から西芳寺に行くには、市バスではなく京都バスを利用。嵐山を経由し、終点の「苔寺・鈴虫寺」まで約40分程で到着🚌
バス停がこちら↓


バス停から歩いて数分の所に西芳寺はある。正門へ行く途中には、西芳寺の裏門も↓


裏門から正門までの西芳寺の外堀を眺めながら歩いて行くと、




西芳寺の正門に到着↓
沢山の人が開門を待ちわびていた。


こちらは帰りの際に撮った正門の写真↓


この人達も10時の拝観待ちの人なのかしらと、続々と詰めかけて来る人の流れにビックリしながら門が開くのを一緒に待っていた(^_^;)
西芳寺の説明がこちら↓


このお寺、他のお寺の様にいつ来ても拝観出来るわけではなく、事前に往復ハガキで第3希望日くらいまで日にちを記入してお寺に申し込み、返事を貰わないと拝観出来ない。おまけに時間は指定できないシステムとなっている(^_^;)

なので、私の第1希望日だった9/15日の希望が叶った事さえラッキーだったくらいだ(^^)d
と言う事で、お寺が指定してくれた10時にやって来たと言うわけ。
西芳寺の名前が入った瓦↓禅寺らしいナァ(*^。^*)


暫くすると、10時前にも関わらず、住職さんが待ちわびている人達を境内の中に案内してくれた。
境内の中に入るとあるのが、衆妙門↓


衆妙門を潜ったすぐの境内の様子↓
立派な垂れ桜もあった🌸


大仏次郎文学碑と川端康成により書かれた説明↓




西芳寺は、京都市西京区松尾にある臨済宗の寺院。天龍寺の境外塔頭である。境内を120余種の苔が覆っている事から、一般には苔寺の通称で知られる。山号は洪隠山。本尊は阿弥陀如来、開山は行基と伝えられている。
私達は、この石畳を歩いて本堂に案内された↓


このお寺、これまでの歴史もスゴくて、平安時代初期には弘法大師が一時住し、鎌倉時代初期には法然上人が浄土宗に改宗。

兵乱による荒廃の後、松尾大社の宮司藤原親秀の招請で、暦応2年(1339年)に当時の高僧であり作庭の名手でもあった夢窓國師が禅寺として再興したのだそう。夢窓國師は天龍寺の庭園等を手掛けている伊勢国出身の禅僧で、前から勝手にご縁を感じている私(*^。^*)
本堂までの庭も綺麗にお手入れされている↓


足利義満や義政をはじめ、西芳寺を訪れて坐禅に励んだ者も多く、後に開山される金閣寺や銀閣寺など、室町時代を代表する庭園の原型になったといわれている。
本堂がこちら↓


本堂は昭和44年(1969年)、京都大学名誉教授村田治郎先生の設計・監督により、再建されたもので、西来堂(さいらいどう)と言う。
「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されている。


本堂には、こちらから靴を脱いで受付を済ませて入って行く。


ここからは撮影禁止となるので、本堂の中はご紹介できないが、受付で拝観料3,000円を支払い(メチャ高い💦)、御朱印が欲しい人は御朱印帳を預けて行く。

実は、私が出した往復ハガキは料金が改訂される前の物だった(^_^;)
それに気付かずに出したにも関わらず、西芳寺からは、不足分の10円分の切手を貼って返信してくれたのだ😢

恥ずかしいやら申し訳ないやらの私だったが、西芳寺のご厚意にメチャ感動した私は、本当はお天気が良くなかったので余り気が乗らなかったのだけど、前から行きたかったお寺でもあり、折角予約が取れた事も勿論あるが、不足分の切手代20円を返さなきゃと言う使命感もあってやって来たのだ。


なので、拝観料を支払う際に、その経緯を話して謝った後にお金を返そうとしたら、受付の方は固辞し、「もし良ければお賽銭で返して頂ければ結構です」なんて言ってくれた(((^_^;)

ここで再び感動した私💧
他の企業とかならもし切手が不足していたら、きっと受け取って貰えないだろうな、、とか、自分だったらどうしただろうか、、なんて考えさせられたり、、

そう言う意味でも流石、世界遺産の品格があるお寺だと感心してしまった(^^)d
そして勿論その後、ちゃんとお賽銭で不足分以上に返させて貰い、漸く心の荷が下りた私(^_^;)
写真は本堂横の竹林↓


受付で暫く待たされた後私達は、一斉に本堂に通され、順番に小さな卓上テーブルの前に座らされた。
本堂の中は美しく、内部襖絵は堂本印象画伯により百四面が抽象画で描かれていて、とても素晴らしかった✨

10時になると、住職さんと一緒に般若心経を唱え、その後、用意してくれてあったお札にお願い事を墨で書き、ご本尊の前に提出して一連の儀式が終了。
こちらが拝観者に配られた般若心経が書かれた紙↓


お経には興味はないが、最後辺りに出てくる" ぎゃあてい ぎゃあてい "の部分のみ、良いナァと思ってる(*^.^*)
この言葉の意味は、『行け行け(思うがままに行きなさい)』で、嵐山にあるおばんざいブッフェのお店「ぎゃあてい」もここから名付けたのだそう✨


提出したお札は、西芳寺にてきちんとお祓い&御祈願してくれるのだそうだ。

この日は三連休の初日と言う事もあり、10時の時間帯に集まった拝観客は多分200人以上はいたと思う。
これが9時から4時まで1時間毎にあるのだから、1日に集まる人の数もスゴい人数になる、、(((^_^;)
流石、世界遺産・西芳寺。ヤッパリ半端ない人気なのだ🎵

座禅までは行かなくてもこう言う厳かな空間の中で姿勢を正し、精神を統一してお経をあげる経験と言うのも良いものだと思った。

本堂を出た私達はこの後、庭園を巡る事に(*^ー^)ノ♪続く。

御朱印ゲット👍
二ページ一杯に書かれた御朱印(500円だったかな)も素敵だった(*^.^*)↓


「西芳寺」については、こちらを参考にしてネ


所在地:京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町56
電話番号:075-391-3631
アクセス:
(京都駅から)
・京都バス(73系統)で約60分「苔寺・すず虫寺」下車、徒歩3分、
・タクシーで約30分(2,500〜3,000円程度)
(嵐山方面から)
・京都バス(63または73系統)約15分「苔寺・すず虫寺」下車、徒歩3分
・タクシーで約10分(1,200円程度)
(大阪方面から)
・阪急電鉄京都線で約35分「桂駅」下車、タクシーで約12分(1,200円


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