感じるままに・・大人の独り言

日頃感じる事や、国内外の行く先々の美味しいグルメや観光スポットを独自の目線と本音で発信して行きたいです。

第53回京の冬の旅・長谷川等伯や堂本印象等の障壁画が最高に美しい智積院に行って来た(*^ー^)ノ♪

2019-02-22 15:01:00 | オススメの神社仏閣
今日は、タイ旅行の回想記のネタがまだ残っているのだけど、ちょっと一休みして先日行って来た智積院の記事を書こうと思う(^^)d

と言う事で、2月8日金曜日、平日休みを取って前日から京都入りしてた私は、「京の冬の旅」で特別公開中の智積院に向かった🚌

智積院までは、四条大宮から乗り換えせずに市バス一本で行けるので有難い👍
智積院最寄りの「東山七条」のバス停付近の様子がこちら↓


東山七条で降りてすぐの所に智積院の入り口がある↓


歩道を入った所には、「第53回 京の冬の旅」の看板が立てられていた↓


こちらは総合受付所↓
御朱印はここでお願いして置く🎵


境内の案内図がこちら↓
ここの境内も他の寺院に負けないくらい広かった、、(*_*)
京都市って、市の面積の殆どが神社仏閣で占められているんだろうなぁ、、なんて、拝観する度に思ってしまう私(^^;


智積院は、真言宗智山派三千ヵ寺の総本山の総菩提所・総祈願所で、京都東山(JR京都駅よりバスで約10分)に位置している。
歩いてすぐの所には、京都国立博物館や三十三間堂もある🎵

御朱印をお願いし、参道を歩いて行くと左側に拝観受付所がある。
突き当たりに見えるのは、金堂↓


左側に見えて来たのが↓


拝観受付所。
こちらで拝観料(800円)を支払う↓


受付所には、今回特別公開中の智積院・宸殿にある京都画壇の巨匠・堂本印象によって描かれた襖絵の「婦女喫茶図」のポスターも飾られていた🎵
こちら↓


「京の冬の旅」で特別公開されている期間が他の所より短くて、2月一杯で終了してしまう事もあり、この襖絵に一目惚れしてしまった私は、とにかく智積院だけは絶対に見ておかないとと言う意気込みでやって来たと言うわけ(^^)d

拝観料を支払い「京の冬の旅」のパフレッドを購入し、スタンプラリーの用紙を貰っていよいよ智積院の目玉の1つである長谷川等伯一門の国宝の障壁画を観に行く事に(*^ー^)ノ♪


障壁画はこちらの宝物館に収納されている↓
勿論、この中は撮影禁止だったので、写真でのご紹介が出来ないのはホント残念( ´△`)


智積院には、数々の伽藍と多くの貴重な文化遺産があるとの事。
特にこちらの宝物館に所蔵されている長谷川等伯(1539-1610)とその弟子達によって描かれ、国宝に指定されている「楓図」「松に立葵図」や等伯の長男・久蔵の作とされる「桜図」は、桃山時代を代表する障壁画であるとともに、日本が世界に誇り得る第一級の絵画と言われている。

これら本物の長谷川一門の障壁画の素晴らしかったこと❗
豪華絢爛&躍動感溢れる障壁画は圧巻で、言葉を無くして立ち尽くしてしまった程だった✨
本物はご紹介出来ないが、本物を模写した襖絵が大書院にあり、その「楓図」がこちら↓


桃山時代の最高傑作ともよばれる本物の障壁画は、元は智積院の前身、祥雲寺が建てられた際、その重閣造り(二階建て)の本堂や客殿などの内部を飾るために描かれたものなのだそう。
「桜図」の模写がこちら↓


現在智積院に残されている祥雲寺時代の遺構は、大書院の「利休好みの庭」の一部と、この障壁画のみだそうで、その点でも希少な存在であると言えるとの事👍
「松に立葵図」の模写がこちら↓
模写と言えども、中々の迫力で見応えもあった(^^)d


国宝の素晴らしい障壁画を堪能した私は、一目惚れした堂本印象の襖絵がある宸殿と名勝庭園が見られる大書院に行くことに(*^ー^)ノ♪
こちらから大書院や宸殿のある敷地に入って行く↓


こちらは大書院の隣にある講堂。
平成7年に建てられたもので、真言密教では重要とされている道場が行われる場所との事。




こちらは講堂前の庭園↓


庭園にあった高浜虚子の句碑↓


句碑に詠まれている句の説明版↓


講堂の前を通り過ぎ、左に曲がると、


右側に大書院が見えて来た↓


こちらで靴を脱いで、大書院に入って行く↓


すると、現れたのが、先程ご紹介した長谷川一門によって描かれた障壁画の模写↓


本物の障壁画も桃山時代にタイムスリップしてみたら、こんな鮮やかできらびやかだったんだろうな🎵
そして、この襖絵の前にあるのが名勝庭園↓
桃山時代に造られた庭園で、中国の廬山を形どって作られた利休好みの庭として有名なのだそう。
今の季節に見るより、春から秋にかけての方がきっと見ごたえはあると思う(^^;




禅寺でよく見かける一文字の手水鉢も↓


名勝庭園を見ながら進んで行くと、


枯山水のお庭もあった↓


そして、お目当ての堂本印象の襖絵がある宸殿が見えて来た🎵


残念ながら、特別公開中の宸殿にある堂本印象の襖絵は撮影禁止だった💦
こちらは襖絵がある部屋から見える庭園の様子↓


堂本印象の襖絵は、とにかくため息が出るくらい美しくて、持って帰りたいくらい素晴らしかった(*^^*)

洋装と和装の女性を描いた「婦女喫茶図」や「松桜柳の図」の金地に豊かな色彩で描いた襖絵と、対照的に墨の色合いが美しい「朝顔に鳥の図」等の水墨の襖絵のお部屋は、まさに美術館にいる様な錯覚に陥る程美しかった🎵
パンフレットに載っている写真がこちら↓


堂本印象の襖絵をたっぷりと堪能し、順路を進んで行くと再び大書院へと戻って来た↓


大書院には、大正6年に描かれた「布袋唐子嬉戯の図」が飾られていた↓




他にも後藤順一氏の襖絵が↓


こちらの襖絵はきらびやかさはないものの、落ち着いた" 和 "を感じさせる日本画だった✨


大書院を一通り見た私は渡り廊下で繋がっている講堂を回って玄関に戻り、金堂を観に行く事に(*^ー^)ノ♪


再び参道へ出て、突き当たりにある金堂まで歩いて行った。


参道の脇には梅の花も開花していた🎵


こちらは智積院の学頭(最高指導者)である玄宥(げんゆう)僧正の銅像↓
お坊さんがここの前を歩く時、きちんと銅像に向かってお辞儀をしているのが印象的だった✨


こちらがお寺の中心である金堂↓
もともとあった金堂は江戸時代中期、京都の織物商の出身だった桂昌院(徳川綱吉の母)の寄付を基にして建てられたものだったが、残念ながら明治15年に焼失。現在のものは弘法大師・空海の生誕1200年記念事業として、昭和50年に立て直されたものだそうだ。




こちらは金堂前にあった仏足石↓


素晴らしい障壁画と襖絵を堪能し、金堂をお参りした私は総合受付所にて御朱印帳を受け取り、折角なのですぐ近くにある三十三間堂を拝観する事に(*^ー^)ノ♪
続く。

御朱印がこちら↓


スタンプラリーがこちら↓
智積院は今月末までの特別公開となっているので、興味のある方は急いで観に行ってネ
梅の花も見頃になっているんじゃないかな🌺


智積院については、こちらを参考にしてネ
「第53回京の冬の旅」については、こちらを参考に

住所:〒605-0951 京都府京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町964
電話番号:075-541-5361
最寄り駅:七条駅から徒歩約10分
最寄りのバス停:東山七条から徒歩1分
営業時間:通年 9:00~16:00