ふろしき王子功

あたらしくて
かっこいい
風呂敷のつかい方を
伝えあるく、
横山功のページ

ブラウンズフィールド

2008年05月12日 16時46分40秒 | 日記
4/6の日曜日に、
千葉県の外房線の長者町駅から
歩いて40分にある、
命の楽園「ブラウンズフィールド」へ
行って参りました。

風呂敷の使い方ワークショップです。

駅からの道、
田んぼから、たくさんのカエルの声。
でもカエルの姿は見えない。
夏の虫のような、音の世界。

途中で車で拾っていただき、
着いた初めての
ブラウンズフィールドは、
想像を超えたほっこりさです。

僕は、畑や田んぼが広がる
農園に、落ち着いた民家があるような
所かなと予想していましたが、
着いてみれば
素適な建物たちが迎えてくれました。
昔ながらの民家に、
建て増しされた手作り感あふれる
ぬくもりの木のおうちやツリーハウス、
ここは家の中も外も畑も田んぼも
全てがつながっていて、
境目というものが感じられません。

ワークショップの後にいただいた
ランチとお菓子も絶品でした。
菜の花が添えられていて、
それを口に含むと
甘く黄色い香りがひろがって鼻に抜けます。
フルーツのタルトは、
丁寧で細やかな甘みが
抵抗なく体に溶け入る愛のかたち。

風呂敷ワークショップは、
参加者は農園のスタッフさんも含めて
10人くらい。

ここの主?のブラウンさんの奥様である
中島デコさんもご参加です。
自然と共に素直に生きている人たちは、
風呂敷の使い方をちょっと見れば、
教えなくても自ら進んで応用して
使いこなしてしまいます。
照れ屋の江戸っ子の僕が
さっと流した使い方も
ちゃんと目撃されていて、
使ってくれていました。

ここには前に鶏がいたそうですが、
タヌキにやられたようです。
でもまた飼いたいと
デコさんの娘さんが仰っていたので、
僕はある日突然鶏を届けにいくかもしれない。
僕も淺草で10年ほど、ベランダでチャボを
飼っていたので、大好きです。
なじみのペットショップから
チャボを買おうかな。

ここにはわらもいっぱいあるから、
巣作りにも困らない。
僕はわらを得るために
納豆を買ったり
多摩川まで枯れ草を集めに行ったりしていました。

都会の中にも、こういう農園が
いくつもあったらよいのに。
キューバのように。
都市の中で自給する。

ビルを建てずに、
どんぐりの樹を植えて
かぶとむしを探したい。

池で金魚を眺めたい。

手つかずの自然は動物に捧げ、
人の住む自然は手入れをしながら、
あとはなるようになる
実りをいただきながら、
日々歌って踊って、
ブラウンズフィールドのように
また行きたい、いつもいたいここを
体に聞きながら少しずつ作っていこう。

今週の土曜日、有機農業映画祭のお知らせ。
4/12(土)10時から16:30。晴海区民館。
出入り自由。6本上映。1000円。
http://blog.yuki-eiga.com/




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