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「この紋所が目に入らぬか!」 ここまでキタ! 架空請求詐欺のハガキに政府の紋章~J-CASTニュース~

2019年02月27日 | 日記

 

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「この紋所が目に入らぬか!」 ここまでキタ! 架空請求詐欺のハガキに政府の紋章

一部引用
契約した覚えのない商品やサービスをあたかも「どこかで契約した」かのように見せかけ、
「架空」の費目で料金を請求して金品を騙し取る「架空請求詐欺」が最近急増している。

国民生活センターによると、2013年の相談件数は全国で3万8000件だったが、2018年には18万2000件と約5倍に増えている。

主に電話やハガキを使って架空の料金を請求してくるが、手口も巧妙化しており、
「法務省管轄支局国民訴訟通達センター」「地方裁判所管理局」「民事訴訟管理センター」
「消費生活相談センター」といった、もっともらしい機関を名乗るケースが多い。

そんななかで最近、日本政府の紋章である「五七の桐」の「桐花紋」をあしらったハガキの相談例が報告された。

J-CASTニュース会社ウォッチ編集部の取材に応じた国民生活センター相談情報部の井上竜一さんは、こう説明する。

「桐花紋が使われた架空詐欺のハガキは、まだこの1通しか確認していません。
これまでの相談例の統計では紋所のことまで調べていないからです。
しかし、いかにも公的機関からのように桐花紋をあしらっており、非常にだまされやすい悪質なケースだと考えて、あえて公表して注意喚起を促しました」
そして、こういうハガキを受け取った時の注意点として、こうアドバイスをした。

「正式な裁判手続では、訴状などは『特別送達』と記載された、
裁判所の名前入りの封書で郵便職員が直接手渡すことが原則となっており、
ハガキで郵便受けに投げ込まれることは絶対にありません。また、何の料金の請求なのかまったく書かれておらず、
『書面での通達となりますのでプライバシー保護の為、ご本人様からご連絡いただきます』と記載されており、
本人から連絡することを強調しています。相手は口車に乗せるのが得意な詐欺の巧者です。
電話で話したら、巧みに脅してお金をだまし取られてしまいます。無視して絶対に電話してはいけません」