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聖書の音信、日々のニュース関連を書いています。

愛する家族を失った人へ Ⅱ~聖書~

2020年01月28日 | 日記

 


私は,エホバの証人ではありませんが,時々,
エホバの証人より配布いただいてる,「目覚めよ」誌・「ものみの塔」誌,パンフレット等より引用の記事もあります。
(どこの宗教,宗派にも属していません)
*いろんな宗教にも交わりました
(立正佼成会,創価学会,キリスト教のカトリック,プロテスタント等)
その中で,聖書に忠実に教えてるのは,エホバの証人と思います。

 

愛する家族を失った人へ

心と体のバランスのために: 今できること

悲しみに対処するためのアドバイスは,数え切れないほど見つかるでしょう。
自分に役立つアドバイスもあれば,そう思えないものもあります。
悲しみ方は人によって違うからです。
ある人にぴったりなアドバイスでも,ほかの人には当てはまらないこともあります。

それでも,多くの人に役立ってきた基本的な考え方があります。
それは古くからの知恵の書 聖書に基づいていて,いつの時代も信頼できることが証明されてきました。
また,その考え方はグリーフケアの専門家にも受け入れられています。

1: 家族や友人のサポートを受け入れる

これが悲しみを乗り越えるために一番大切だと考える専門家もいます。
しかし,独りになりたいと思う時もあるでしょう。助けてくれる人にいらいらすることさえあります。
そう感じたとしても,異常なことではありません。

常にだれかと一緒にいなければいけないと考える必要はありませんが,孤立してもいけません。
いずれサポートが必要になることもあるでしょう。してほしいこととそうでないことを知らせるようにしましょう。

必要に応じて,人と一緒にいる時間と,独りになる時間のバランスを調整しましょう。

聖書の言葉: 「二人は一人に勝る……もしもそのうちの一人が倒れるなら,他方の者がその仲間を起き上がらせることができる」。
(伝道の書・コヘレトの言葉 4:9,10)




2: 食事に気を配り,時間を見つけて運動する

バランスの取れた食事は,悲しみから来るストレスを軽減するのに役立ちます。
いろいろな種類の野菜や果物を食べ,脂っこい食事は避けるようにしましょう。

十分な水分補給をしましょう。健康に良いものを飲みましょう。

食欲がない場合は,1度に食べる量を減らして回数を増やしてみます。サプリメントについて医師に相談できるかもしれません。

早足ウォーキングやほかの運動をすると,気持ちがすっきりするものです。
ゆっくり考える時間になるかもしれませんし,気持ちを切り替える助けになるかもしれません。

聖書の言葉: 「自分の身を憎んだ者はかつていないからです。むしろ人は,それを養い,また大切にします」。
(エフェソス・エペソ 5:29)



3: しっかり睡眠を取る

死別の悲しみを経験している人にとって睡眠は特に大切です。悲しみは体力を奪うからです。

カフェインやアルコールは睡眠を妨げることがあるので気をつけましょう。

聖書の言葉: 「一握りの憩いは,二握りの骨折りと風を追うことに勝る」。
(伝道の書・コヘレトの言葉 4:6)


4: 人と比べない

悲しみ方は人それぞれです。自分に合ったものを見つけましょう。

話してよかったと感じる人もいれば,話したくないと感じる人もいます。
この点について,専門家たちの意見は様々です。だれかに聞いてもらいたくても,なかなか話せないこともあるでしょう。
そういうときは,心を許せる人に少しずつ話すことから始めるとよいかもしれません。

泣いて悲しみが和らぐという人もいれば,そうでない人もいます。

聖書の言葉: 「心はそれぞれ自分の苦しみを知っている」。
(箴言 14:10)




5: 投げやりにならない

悲しみを紛らわそうとしてアルコールや薬物に手を出してしまう人もいます。
少しの間気持ちが楽になるかもしれませんが,そのような“逃避”は結局自分を傷つけることになります。自暴自棄にならないようにしましょう。

聖書の言葉: 「あらゆる汚れから自分を清めましょう」。
(コリント第二 7:1)



6: 意識を切り替える

多くの人は,悲しみの渦中にいても,別のことを考える時間を意識的に取るのがよいと感じています。

新しい友達を作ったり,友情を深めたり,習い事を始めたり,どこかに出かけたりすることもできます。

時間の経過とともに,少しずつほかの活動をする時間が増えていくでしょう。そのようにして悲しみは徐々に癒えていきます。

聖書の言葉: 「何事にも定められた時がある……泣くのに時があり,笑うのに時がある。泣き叫ぶのに時があり,跳び回るのに時がある」。
(伝道の書・コヘレトの言葉 3:1,4)




7: 普段のルーティンを守る

なるべく早く普段の生活サイクルに戻すようにしましょう。

睡眠や仕事などの生活リズムをしっかり守ると,日常生活の感覚は戻りやすくなります。

有意義な活動を増やしていくと,心の痛みが和らいでいくかもしれません。

聖書の言葉: 「その人が自分の命の日を覚えることは度々あることではない。または,あまり気に留めないからである。
なぜなら,まことの神はその人をその心の歓びに専念させておられるからである」。
(伝道の書・コヘレトの言葉 5:20)


8: 重要な決定は急がない

大切な人を失った後すぐに重要な決定をすると,後悔してしまうかもしれません。

可能であれば,引っ越しや転職,遺品の処分などは,慌てずにしましょう。

聖書の言葉: 「勤勉な者の計画は必ず益をもたらし,性急な者はみな必ず窮乏に向かう」。
(箴言 21:5)




9: 大切な人を思い出す

大切な思い出は忘れないようにしている人もいます。

気に入った写真や思い出深い品を取っておいたり,懐かしい出来事を書き留めたりすると,心が落ち着くかもしれません。

大切な思い出の品は,心の準備ができてから目を通せるようにしておくこともできます。

聖書の言葉: 「昔の日々を思い出しなさい」。
(申命記 32:7)



10: 息抜きをする

仕事の休みは取れるでしょうか。

長い休みが取れなくても,1日か2日で何か息抜きができるかもしれません。例えば,ハイキングやドライブをしたり,美術館に行ったりできます。

いつもとちょっと違うことをするだけでも,気分が変わるかもしれません。

聖書の言葉: 「自分たちだけで寂しい場所に行き,少し休みなさい」。
(マルコ 6:31)



11: 人の役に立つ

人を助けるために時間を使うと,自分もさわやかになることを覚えておきましょう。

あなたの大切な人の死を悲しんでいる人はほかにもいるでしょう。友人や親戚の中には,一緒に泣いてくれる人を探している人もいるかもしれません。

人を支え,慰めるなら,喜びや満足感がよみがえってきます。

聖書の言葉: 「受けるより与えるほうが幸福である」。
(使徒 20:35)




12: 優先順位を見直す

つらい経験から,本当に大切なものが何かに気づくこともあります。

人生で何を優先しているかをよく考えましょう。

必要に応じて,優先順位を変えましょう。

聖書の言葉: 「嘆きの家に行くことは,宴会の家に行くことに勝る。それがすべての人の終わりだからである。生きている者はそれを心に留めるべきである」。
(伝道の書・コヘレトの言葉 7:2






心と体のバランスのために : ポイント

1: 家族や友人のサポートを受け入れる

必要に応じて,人と一緒にいる時間と,独りになる時間のバランスを取りましょう。

2: 食事に気を配り,時間を見つけて運動する

健康に良い食事をし,十分な水分を取り,適度に運動しましょう。

3: しっかり睡眠を取る

悲しみは疲労を蓄積させるので,睡眠は欠かせません。

4: 人と比べない

自分に合った悲しみの和らげ方を見つけましょう。

5: 投げやりにならない

アルコールや薬物に頼らないようにしましょう。問題が解決するというより,かえって増えてしまいます。

6: 意識を切り替える

何か楽しいことをする時間を意識的に作りましょう。

7: 普段のルーティンを守る

生活のリズムをしっかり守ると,日常生活の感覚は戻りやすくなります。

8: 重要な決定は急がない

迷ってしまいそうな重要な決定は,可能であれば1年かそれ以上たってからにしましょう。

9: 大切な人を思い出す

気に入った写真や思い出深い品を取っておいたり,懐かしい出来事を書き留めたりしましょう。

10: 息抜きをする

1日あるいは数時間だけでも,いつもと違うことをする時間を取りましょう。

11: 人の役に立つ

あなたの大切な人の死を悲しんでいる人など,困っている人を助けると,満足感がよみがえってきます。

12: 優先順位を見直す

本当に大切なものが何かをよく考えましょう。必要に応じて,優先順位を変えましょう。



心の痛みが完全になくなるということはないかもしれません。
しかし,多くの人にとってこれらのアドバイスは助けになりました。
もちろん,死別の悲しみを和らげる方法のすべてを挙げたわけではありませんが,
いくつかでも試してみるなら,きっと気持ちが軽くなることでしょう。





                           

 

 


愛する家族を失った人へⅠ

2020年01月28日 | 日記


私は,エホバの証人ではありませんが,時々,
エホバの証人より配布いただいてる,「目ざめよ」誌・「ものみの塔」誌
パンフレット等より引用の記事もあります。
(どこの宗教,宗派にも属していません)
*いろんな宗教にも交わりました
(立正佼成会,創価学会,キリスト教のカトリック,プロテスタント等)
その中で,聖書に忠実に教えてるのは,エホバの証人と思います。

 


『愛する家族を失った人へⅠ』


耐えがたい悲しみ

「長い闘病の末,妻のソフィアは亡くなりました。一緒になって39年がたっていました。
以来,友達も支えになってくれましたし,いつも何かしら予定を入れるようにしてきました。
でも,最初の1年はつらくて仕方ありませんでした。まったく情緒不安定でした。
もう妻が亡くなって3年近くがたちますが,今でも突然,どうしようもない気持ちに襲われます」。コスタス

愛する家族を失ったことがありますか。もしそうなら,コスタスの気持ちがよく分かることでしょう。
配偶者や家族,親友を亡くすことほどつらい出来事はありません。
グリーフケアの専門家たちも,そのことを認めています。
「アメリカ精神医学ジャーナル」の記事は,「死別がもたらす喪失感は耐えがたいもので,いつまでも続く」と書いています。
配偶者の死など,どうしようもなくつらいことがあると,「こうした気持ちはいつまで続くのだろう?
もとの自分に戻れるのだろうか。悲しみは癒えるのだろうか」と思うかもしれません。

 

・・・そうした疑問の答えを考察します。まず,大切な人を亡くしたときにどんな影響が出るかを考えてみましょう。
そして,悲しみを和らげる方法についてみてみましょう。

耐えがたい悲しみを経験しているすべての方に,これらの記事が助けになることを心から願っています。

 

 

 

 

 

愛する家族を失った人へ

予期できること

実のところ,悲しみの表わし方は人によっていろいろあります。
悲しみ方が違うからといって,つらく思っていないとか,感情を押し殺しているというわけではありません。
悲しいという感情を受け入れて表現するなら気持ちが楽になる人もいますが,
育った環境や性格,人生経験,死別の経緯などによって違うことでしょう。

悲しみ方に“正解”などないのです。


どんな影響があるか

大切な人を失ったとき,これから自分がどうなってしまうのか想像がつかないかもしれません。
しかし,ある種の感情や問題は多くの人が経験しており,そのことを知ると少しほっとできるかもしれません。

その幾つかを考えてみましょう。

感情が込み上げてくる。涙が止まらなかったり,無性に会いたくなったり,突然大泣きしたりすることもあります。
その人のことを思い出したり夢に出てきたりすると,感情がさらに込み上げてくるかもしれません。

でも,初めはショックや信じられない,という気持ちが強いでしょう。

ティーナは,夫のティモが突然亡くなった時のことを思い出してこう語りました。
「初めはぼう然としていました。泣くことさえできませんでした。押しつぶされそうで,息もできないくらいでした。ただ信じられなかったんです」。

不安,怒り,罪悪感。アイバンはこう語っています。
「息子のエリックが24歳で亡くなってからしばらくの間,わたしと妻のヨランダは強い怒りを感じていました。
自分たちが怒りっぽいタイプだとは思っていなかったので,びっくりしました。同時に罪悪感も感じました。
息子のために,もっと何かしてあげられたんじゃないかと思ったからです」。
妻を長い闘病生活の後に亡くしたアレハンドロも,罪悪感を持ちました。こう言います。
「最初は,神様がここまでの苦しみを許されるんだから,きっとこれは自分に対する罰なんだろうと思いました。
でもその後で,起きたことを神様のせいにしている自分に罪悪感を感じました」。
前の記事に出てきたコスタスもこう言っています。「死んでしまったソフィアに腹が立つときがありました。
でも,そんな自分に嫌気が差しました。だって,彼女は悪くないですから」。


考えが混乱する。時に極端で筋の通らない考えに陥ることがあります。
また,何かに集中できなくなったり,物忘れがひどくなったりします。
ティーナは言います。「時々,誰かと話していても上の空ということがありました。
ティモが亡くなった後にやるべきことはたくさんありました。それなのに集中することができず,本当に大変でした」。

独りになりたくなる。
だれかと一緒にいるといらいらしたり,落ち着かなかったりします。
コスタスは言います。「ほかの夫婦と一緒にいると,自分の居場所がないように感じました。でも,独身の人たちと一緒にいる時も同じでした」。
アイバンの妻ヨランダはこう話します。
「一緒にいる人たちが愚痴をこぼすと,いらいらしました。わたしたちの問題と比べたらちっぽけなことじゃないか,って感じるんです。
自分の子どもたちの近況を話してくれる人たちもいました。みんなの生活はこれまでと変わらずに続いていると分かっていましたが,
聞いていられないという気持ちもありました。内心『ほっておいてほしい』と思いました」。


体調の変化。食欲や体重の増減,睡眠リズムの変化が見られます。
アーロンは父親が亡くなった年を振り返り,こう言いました。
「よく眠れませんでした。毎晩目を覚ましては,父のことを考えていました」。

アレハンドロは不調の原因が分かりませんでした。こう言います。
「医師に何度か診てもらいましたが,健康だと言われました。今思うと,悲しみのせいだったのかもしれません」。
そうした不調は次第になくなりました。とはいえ,アレハンドロが医師に診てもらったのは賢明な判断でした。
悲しむことで免疫力が低下したり,持病が悪化したりします。新たな不調を招くこともあります。

日常生活が送れなくなる。アイバンはこう話しています。
「息子が亡くなったことをみんなに知らせる必要がありました。親戚や友人のほかに,雇い主や大家にも知らせました。
手続きもたくさんありましたし,遺品も整理しなければなりませんでした。息子が死んだだけでも大変なのに,一つ一つに集中力が求められました。もうくたくたでした」。

 


しばらくしてから出てくる問題もあります。
すべてを1人でこなさなければいけないことに気づいたとき,手に負えないと感じるかもしれません。
ティーナはこう言っています。「支払いや書類関係はティモに任せっきりでした。
でも今は全部わたしです。ストレスがたまる一方でした。きちんとやっていくなんて無理だと思いました」。

 

 


死別の悲しみは本当に深いものです。

いろんなところに影響が出ます。また,すべての人が,こうした問題すべてを経験するわけではないことも覚えておきましょう。
感情が不安定になったとしても,それは自然な反応です。こうしたことを知っておくだけでも助けになるかもしれません。


悲しみは乗り越えられるか

予期できること: 深い悲しみが永遠に続くことはありません。時とともに和らいでいくものです。
もちろん“完治”したり,亡くなった人を忘れたりするわけではありません。でも,鋭い痛みは少しずつ引いていくものです。
記念日など特定の時期が来ると,不意に思い出がよみがえって悲しみが込み上げることもあります。
それでも,周りの人にサポートしてもらいながら少しずつ問題に向き合っていけるかもしれません。
やがて感情のバランスが戻っていき,日常生活をまた送れるようになるでしょう。

いつまで続くか。悲しみのどん底から数か月で抜け出す人もいますが,多くの人は気持ちが上向きになるのに1,2年かかります。
もっと時間が必要な人もいます。アレハンドロは「わたしの場合,深い悲しみが3年ほど続きました」と言っています。

自分を責めないようにしましょう。焦らずに,今できることをしましょう。耐えがたい悲しみが永遠に続くことはありません。
では,今の悲しみを和らげ,長引かせないようにするために,できることがあるでしょうか。



感情が不安定になったとしても,それは自然な反応です。



まれに,悲しみが深刻なもので長期間にわたり,「複雑性悲嘆」「慢性悲嘆」になることがあります。
そのような場合には,メンタルヘルスの専門家に相談する必要があるかもしれません。



 

 

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