10月23日
今月から始めたイラスト講習会も2回目が終わった。
初回は2名、今回は4名とメンバーが増えた。
心配していた「参加者0人」ではなかったが際どい状況だった。
昔のパソコン普及期と違ってパソコンの飽和状態の時期だ。
いや、スマホの台頭があってパソコンはジリ貧かな?
パソコン出来るがWordとExcelだけの方が圧倒的だ。
ネットも見るが怖くて怪しい画面になると前に進めないようだ。
仕事でパソコンを使うが自由に使っているように見えない。
それはネットが業務以外の用途に使わない、使わせないからだろう。
そのような話ができる女性が2人やってきた。
定年後に職業訓練でweb***講習でホームページを習ったと言う人だ。
残念ながらその関係の仕事は難しいようだ。
たまたま、その訓練が終わって私の企画をみたようだ。
「見学にしたい」と言うから「どうぞ」と答えておいた。
時間前にきた見学者の方にネットや施設訪問の話をした。
意外と前向きだったのでイラスト講習だけではないよ。
パソコンの活用法や利用についても話しこれに参加するように勧めた。
で、この二人も加わっての講習会になった。
ワイワイガヤガヤと騒々しい講習会である。
イラストだけにとらわれない話が度々だ。
例えば、図形のコピーをコマンドを使わない方法を教えると、
「Ctrlキー+マウスのドラッグ」ですぐいっぱい複製を作ることが出来る。
「これは、音楽でも、写真でも、ファイルでもみな同じだよ」となる。
このようなテクニックも教えながらだから直ぐ横道に外れてしまう。
イラストの学習なのだが前に進めない。
私はそれもパソコンのテクニックだから教える価値があると思う。
別段、分けて教えるようなものではない。
何でも教えてしまえばいいと思うが、如何だろうか?
パソコンなんて道具は使い方を知らなくては進歩が遅れるものだ。
総合的な知識が欠かせないはずなのだが一部だけしか教わっていない。
無論、自己流も原因のひとつだろうが違うような気がする。
仕事以外に楽しいことを教えないからだろう。
それは、知っている人がオープンに教えていないからだ。
困っている人に声を掛ければすぐできる話だ。
特に、必要なければ誰もやらないことでもいい。
機会ある毎に新しい情報を提供する場があってもいいはずだ。
そんな場は皆無だから腕が伸びないのは当たり前だと思う。
本当はパソコンは道具其の物が便利だが難しい性質のものだ。
時々は総合的なレベルアップを図ることも必要だ。
そう、パソコンは総合的な使い方が求められる道具なんだ。
一部のソフトしか知らないで「使える」と誤解する人が多い。
パソコン使えるはWord・Excelではないはずだ。
特に、今の時代はネット機能を使える、使えない差は大きい。
知らないのは知る機会が無かっただけだから今から始めればいい。
怖いなどと言っていたら何も出来ないまま自分の時代が終わってしまう。
今、やらなければ覚えることなく通り過ぎてしまうでしょう。
私が教えたいことは「きっかけを作ること」なのです。
「あなたがこんな便利な道具をどうすれば便利に使えるようになるか?」
私は、誰も教えない「きっかけを作ること」活動をしているのです。
変わっていますね。