こんばんは
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で、今日は久しぶりに読み聞かせのお話です
今日は4年生の教室でした。
写真の2冊を読みました
この2冊、私が生まれる前から世に出ている、ロングセラー絵本です。
私も子どもの頃読んでいたし、今も子どもたちが読んでいます
ロングセラーたる魅力といいいますか、なんといいますか、この2冊はすごい。
へたな読みでも子どもたちをひきつける力があります
どちらも瀬田貞二さんの訳で、とっても感じのいい文体です。
そして衝撃的なラスト。
「おおかみと七ひきの子やぎ」は、オオカミを井戸に落として「おおかみ死んだ!」と踊りまくるのですから、なかなかの驚きです。
「三びきのこぶた」は最初のぶたがおおかみに食べられ、さらに2匹目も。
そして最後は逆にぶたがおおかみをコトコト煮て食べる、というもの。
ここで子どもたち少し考えてから必ず言います。
「ぶたがぶたを食べた事になるやん!」と。
おもしろいですね~。
ざわつく教室も読み始めたらすぐに集中します
始めた頃は、静かにしてくらないと読めないじゃ~んと思っていたのですが、
読み聞かせの本に、読み始めると静かになる現象がおもしろい、みたいな事が書いてあって、
以来私も気にならなくなりました。確かに面白いんです、この現象。
絵本にもよるとは思いますが、
絵本と子どもを信じて、「騒がしいな~」という気持ちでのぞむよりは、
「騒がしいな~さぁ黙らせて見せましょう」という気持ちでのぞむほうが、きっと空気感がよくなるのだと思います。
なので、少し早めに教室に入って、先生の邪魔はしないように、子どもたちとコミュニケーションを
とってから、読み聞かせに入ります。
幸い麻生小の子どもたちはお行儀がいいので、騒いで困る、と言う事はありませんが。
この2冊の組み合わせは多分、誰がやっても失敗なしの組み合わせだと思います
ただ、若干長いので、15分で2冊、ぎりぎりです
さて、先月は娘のクラス、6年生でした。
これから広島行くしな~(修学旅行)ってことで、戦争関連の本をと思い悩んだあげく、
「戦争で死んだ兵士のこと」(小泉吉宏・メディアファクトリー)にしました。
が図書館になく、本屋にもなく、取り寄せになりました。
で悩んでいた日が長すぎて、当日に届かず
で結局、「こんなに 長い幸福の不在」(銀色夏生・角川文庫)から2、3編。
と、「第2図書係補佐」(又吉直樹)から2編読みました。
ねらいは本に救われることは多いよ。という事と又吉さんも本が好きだよ~ということを伝える
「いろんな本があるよシリーズ」というものが私の中にあって、
これは、大きい本や小さい本、カバーをとるとまるで雰囲気の変わる本、
詩、画集、手作り本、子育てマニュアル本、物語、ノンフィクション、マンガなど、
あらこれ紹介していく、とうもので、読むのはこの中から1冊。
これが子どもたち結構興味を持って聞いてくれるので、おもしろい
ねらいは本はいろんな形や重さや匂いがあって面白い!スマホやタブレットでは読めても味わえないものがある
ということを伝える先生も結構頷いてくださるので、こころ強い
「戦争で死んだ兵士のこと」は、シンプルなイラストで、戦争で死んだ兵士の1時間前、
2日前、2ヶ月前、4年前…と生まれるところまでを淡々と振り返るお話なのですが、
これ届いても読めなかったな~と。たぶん、泣く
戦争しちゃいけない事は子どもたちのほうがよく分かっているんじゃないかな。
まったく。
紛争地域や貧困にあえぐ子どもひとり救えないで、なにが強い国だと私は言いたい
麻生小学校の読ボラの方はとても真面目な方ばかりで、
今日も「世界一貧しい国の大統領のスピーチ」や「マララとイクバル」「おとうさんのちず」など、
ちょっと考える絵本が登場しました。
先日「心をゆさぶる平和へのメッセージ」(ゴマブックス)を読みました。
村上春樹さんのスピーチと、子どものスピーチが載っていて、
どちらもなんかずしんと…。
大人がする事はただ一つ、子どもの笑顔を作ることなんじゃないかな~。と思う今日、いや、ここ数年。
でも我が子はほったらかし
読み聞かせを始めてから本当に学ぶ事が多くて面白い
本当になにも知らないで入ったので、ふり幅が大きい
自分の中に、まだ知らない自分がいる
ですよね
麻生小のお母さま、お父様でも大丈夫、ジィジ、バァバも大歓迎
このブログ読んでいる方いましたら、是非是非
読み聞かせの扉をたたいてみてくださいませ~
どこでもドアなみに世界が広がってますよ~
って。勧誘で終わってどうする
まだまだ知らない絵本がたくさんありますね。
全国各地で読み聞かせをされているみなさま、課題は多いでしょうが、楽しみましょうね~
では
明日はイッポの週末金曜日。
ご来店お待ちしております