▼ハリウッド版「ゼルダの伝説」でリンクを演じるのは誰だ選手権
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気が向いた時に書いている選手権シリーズを久しぶりに開催したいお題があったので3年半振りに書いてみる。
きっかけは本日発表になったこのニュース。
●「ゼルダの伝説」実写映画の企画開発開始のお知らせ(任天堂公式)
任天堂株式会社は、「ゼルダの伝説」を扱った実写(ライブアクション)映画の企画開発を開始したことをお知らせいたします。
この映画のプロデューサーは、任天堂代表取締役フェローの宮本茂と、Arad Productions Inc.の代表であり
数々の大ヒット映画をプロデュースしたAvi Aradが共同で担当します。
映画の制作は、任天堂とArad Productions Inc.が行い、監督はWes Ballが担当します。
また、映画制作費の50%以上を任天堂が出資し、全世界配給と共同出資をSony Pictures Entertainment Inc.が行います。
かなり前から噂が出ては消えていた「ゼルダの伝説」のハリウッド映画化が正式に発表。
任天堂の宮本氏と並んでプロデューサーにクレジットされているAvi Arad(アヴィ・アラッド)氏は
マーベルスタジオの設立者兼CEOであり、初期のヒット作のほとんどに携わっている超大物ヒットメーカー。
マーベルがディズニー傘下になってからの作品とは距離を置いていて
ソニー・ピクチャーズが版権を持っている「スパイダーマン」関連作品や
人気ゲームの映画化である「アンチャーテッド」でも製作を務めている。
本作の世界配給と共同出資にソニー・ピクチャーズが絡んでいるのは
アラッド氏がプロデューサーに就任した時点でセットで決まったものと思われる。
マーベルファミリーの大半をディズニーに囲い込まれているソニー・ピクチャーズにとっても
世界的な知名度を誇る「ゼルダの伝説」は喉から手が出るほど欲しかったコンテンツであろうし
ゲーム市場でのシェア争いはさておき、映画における2社のタッグはWINWINの組み合わせと言っていいだろう。
監督は「メイズランナー」シリーズのWes Ball(ウェス・ボール)。
監督歴は「メイズ・ランナー」(2014年)「メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮」(2015年)、
「メイズ・ランナー:最期の迷宮」(2018年)の3作。
来年公開の「猿の惑星」リブートシリーズの4作目にあたる「猿の惑星 キングダム 」では監督・脚本を兼任している。
完成までには少なくとも数年の歳月を要するであろうし
熱の冷めてしまわないうちにリンク役が誰になるのか、勝手に妄想を並べてみたい。
選出の条件は以下の3つ。
・少年っぽさがあるが少年ではない
・「ブレワイ」「ティアキン」のリンクを彷彿するシルエット
・3年後に公開されたとしても現役で活躍していそうな売れっ子
1987年発売のFCD「リンクの冒険」でのリンクは16歳、
2002年発売のGC「ゼルダの伝説 風のタクト」でのリンクは12歳の設定だったが
映画化に最適な題材はやはり「ブレス オブ ザ ワイルド」と「ティアーズ オブ ザ キングダム」だと思うので
その2作のリンクのイメージを元にして選んでみた。
リンクのビジュアルはあまり子供っぽ過ぎてもおっさんでも困るし、
ハリウッドだからといって屈強なマッチョに演じられるのもちょっと違う。
やはりここは「わんぱくさの残る、若手でスレンダーなイケメン俳優」から選ぶのが妥当なところだろう。
手元に何も資料を用意していないまま書いているので思いついた端から書いてデータを補足していこう。
真っ先に浮かんだ大本命がこちら。
トム・ホランド(Tom Holland)
1996年6月1日生まれの27歳。
2012年に公開されたJ・A・バヨナ監督のディザスタームービー「インポッシブル」で
繊細な少年を演じて強烈な印象を残してからずっと注目している、ハリウッドの若手筆頭株といって良い存在。
三代目ピーター・パーカー(スパイダーマン)に就任してから人気は世界レベルにまで拡大し
ソニーピクチャーズの守護神として「アンチャーテッド」でも主演を務めている。
ビジュアル的にも違和感はなく、プロデューサー&配給元の繋がりからしても最有力と見た。
続いて2番目に浮かんだのはこちら。
ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)
1995年12月27日生まれの27歳。
2014年の「インターステラー」でケイシー・アフレック演じるトムの若い頃を演じて注目を集める。
2017年の「君の名前で僕を呼んで」で各国の映画賞を席巻し、
「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」など
オスカーノミネート作品に次々に指名される若手実力派としてハリウッドでの地位を固める。
女性向け作品の出演が多かったが、「DUNE/デューン 砂の惑星」で主演を務めて
年齢性別を問わない全方位的な知名度を獲得し、今年公開の「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」では
かつてジョニー・デップが演じたウィリー・ウォンカを演じて日本でも話題を集めている。
来年公開予定の「デューン 砂の惑星 PART2」も待機中。
トム・ホランドのようなわんぱくさはないが、シルエット的にはむしろこちらが近いような気がする。
ディラン・オブライエン(Dylan O'Brien)
1991年8月26日生まれの32歳。
「ゼルダの伝説」の映画版でも監督を務めることになったウェス・ボールの
「メイズランナー」が映画初主演作であり、完結編の「3」まで務めた。
トム・ホランドと同じくプロジェクトの構成的に指名を受ける可能性があるが
上記の二人に比べると代表作と呼べるものが少なく、
「メイズランナー」撮影中の大事故からあとは体に無理のない仕事選びをしているため
仮にオファーがあっても拘束期間も長くハードな撮影になるであろう
アクション大作を引き受けるかは微妙なところ。
タロン・エジャトン/タロン・エガートン(Taron David Egerton)
1989年11月10日生まれの33歳。
エガートンだったりエジャトンだったり、日本での表記が落ち着かないタロンは
2015年公開の「キングスマン」で一躍人気者に。
その後も「SING/シング」で美声を披露し、「ロケットマン」ではエルトン・ジョンを演じて
ゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞するなど、30代に入り実力派としての足場も固めてきている。
「キングスマン」の直後ぐらいならもっとリンクのイメージに近かったのだろうが
直近作のAppleTV+「TETRIS」ではすっかり風格漂う大人の男になっており
リンクを演じるにはやや年齢が行き過ぎた気もする。
アンセル・エルゴート(Ansel Elgort)
1994年3月14日生まれの29歳。
2013年公開のリメイク版「キャリー」で映画デビュー。
「ダイバージェント」「きっと、星のせいじゃない。」など
ティーン向けのアクションや恋愛映画に出演してステップアップし
2017年公開のエドガー・ライト監督「ベイビー・ドライバー」が絶賛され
ゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされた。
スピルバーグが二度目の映画化で監督を務めた「ウエスト・サイド・ストーリー」では主演に大抜擢。
人気・実力ともにリンク役に不足はないが、身長が193cmもあるリンクはちょっとどうだろう。
神尾楓珠(Kamio Fūju)
1999年1月21日生まれの24歳。
日本生まれのゲームなのだから日本人もひとりぐらい入れておくかと
急遽考えて追加したのが神尾楓珠。
2015年デビューの24歳は今回の候補者では最年少。
初期はビジュアル先行の役柄が多かったが、近年は演技力を買われてのキャスティングも多く
「ナンバMG5」や「恋は光」「オールドルーキー」など映画・ドラマで好演が続いている。
何よりも目がリンクっぽいと思うのだが、どうだろう。
なお、「フラッシュ」のエズラ・ミラーもちらっと頭をよぎったのだが、
プライベートでお騒がせが続き一時はDCブランドからの降板も噂されたことがあり、
任天堂の看板キャラクターを演じるのはやや破天荒過ぎると思って除外した。
キツネ目なビジュアルはリンクにもハマりそうだっただけに惜しい。
何年後に誰がリンクを演じているのか、楽しみに待ちたい。
なんとかそれまで元気でいられますように。
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