任天堂
押忍! 闘え! 応援団
今回紹介するのは、7月28日に発売になるニンテンドーDS用ソフト
「押忍!闘え!応援団」
である。
DS発売前に同発ソフトをいくつか紹介した際、
「きみのためなら死ねる」の紹介で、
(「Touch!してきた(ソフト編:4)」参照)
>屁理屈に聞こえるかも知れないが、
>「マニュアルに則って製作された、
> 破綻のないバカゲー」という気がする。
>もっとベタに言うなら「狙い過ぎ」だ。
>バカゲー愛好家なら分かると思うが、
>この手の作品は作り手がバカゲーとして受け止められることを
>意識し過ぎてはダメだと思う。
>一生懸命作ったのに、世に送り出したら何故か笑われた、
>というのがバカゲーの基本だろう。
>適度にバカで、適度にファッショナブル、それで充分と言うならお勧めだ。
と書いたのだが、
この時私の頭に浮かんでいた
「もっと本気でバカになってくれ」という思いの丈を
汗臭い胸と暑苦しい笑顔で受け止めてくれたのが
「押忍!闘え!応援団」
なのだ。
爽々しいまでのバカ魂がDSカードから滴り落ちそうなほど込められており、
本当に数年振りに見た「真のバカゲー」という気がする。
スキマスイッチ風に言えば「全力バカゲー」だ。
松本人志が最近の若手お笑い芸人のことを
「面白ない奴はおらんけど、ズバ抜けて面白い奴もひとりもおらん」
と言っていたが、その言葉を少し借りるなら、
「バカを気取った奴はいっぱいおるけど、
本気でバカをやってる奴はひとりもおらん」という
昨今のバカゲー市場に一石を投じる作品になるのは間違いない。
ゲームの流れを大まかに説明すると、
マップ画面上に、様々なシチュエーションで
「限界ギリギリ」に追い込まれた人達が生活している。
例1:お局連中にいびられ、無理難題を押し付けられる新人OL
例2:受験を間近に控えつつも、家族の協力を得られず苦悶する受験生
そういった人達を「応援」することで発奮させ、
窮状から脱する手伝いをするのが目的だ。
直接手を貸すのではなく、
自力で難関を突破するための「応援」に徹するというのが
シチュエーションとして目新しい。
ゲームパートについてはRistretto殿のBLOGで
詳しく紹介されているのだが、念の為ここでも軽く触れてこう。
簡単に言えば、
「太鼓の達人」のバチをタッチペンに持ち替えた音ゲーに、
島本和彦譲りの無駄に熱いストーリーが乗っている、と言った感じだ。
基本は音ゲーなのだが、「大合奏!バンドブラザーズ」のように
多数のボタンを駆使しなければならないような敷居の高さはなく、
使用するのはあくまでもタッチペンのみという
シンプルな操作方法を採用している。
ダメだ、この程度のスペースでは私のパッションを伝えきれない。
ということで続く。
なお、コメント欄は「弐」の方でオープン予定。
*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。
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タイトル:押忍!闘え!応援団
機種:ニンテンドーDS
メーカー:任天堂
発売日:2005年7月28日
価格:4800円(税込み)
公式サイト:http://www.nintendo.co.jp/ds/aosj/index.html
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