ムネオの厠

後期高齢者の平凡なブログですが、何か…?

§168 アイリーンの話・・!🙍‍♀️

2005-08-23 04:38:11 | 旅行記

free_010202 海外出張のお話を連続投下しちゃいます。w

アイリーンとは、日本の赤坂のお店で初めて会ったのでございます・・。

海外出張を何度か経験いたしますと、何故か日本にいても外国人と仲良くなりたくなるものでございます・・。w

マレーシアのKLにある「カンガルー」という店の姉妹店が、赤坂にもあることを聞きまして、日本にいる時は赤坂の「カンガルー」に出入りするようになったのでございます。

その店の女性から紹介されたのが、マレーシアンとシンガポーリアンがいる「トロピカル」というお店でございまいて、この店もやはり赤坂にございました。     そこで最初に会ったのがアイリーンなのございます・・。w

アイリーンは中国系のマレーシア人なのですが、日本語も大変上手でもの凄く明るい女性でございます。                             (中国系というよりも、フィリピン系に見える。w)

一度お店に行ってからは、しょっちゅう会社に電話してきて、店に来い、今夜も来いとしつこいのでございます。w

当時は、まだまだバブル時代でございましたので、私もついついクラブに入り浸りでございました。w

ある日、店に顔を出しますと、

「ムネオサンハKLニイツ行クカ?」と聞くもんですから、

来月には又、行くよと答えますと、

「私モKLニ帰ルカラ頼ミタイコトアルヨ・・。」

「KLカラ荷物ヲ日本ニ持ッテ帰ッテクレルアルカ?」

と言うので、酔ったはずみで私は気軽に「OK-la」と言ってしまったのでございます・・。w

マレーシアでは、英語とマレー語のごちゃ混ぜ言葉がありまして、OKとかNOとか言う場合に、語尾にla(ラ)を付けるのでございます。

OK-la、NO-la、Yes-laとかね・・。😅

そして日本人の英語が出来ない人は、英語と日本語のごちゃ混ぜ語で、ka(か?)を付けて疑問文にしちゃうのでございます。w               (Kaもマレー語だという説もありますが。w)

例えば、OK?って言えば良いのに、                     OK-ka?となるワケです・・。(笑)

でもそれで通じるのが東南アジアなのでございます・・。w

そんな話が日本でありましてぇ・・、                     翌月KLに何度目かの出張をした時に、KLのトロピカルの本店にもたまに顔を出すようになったのでございます。w

KLのトロピカルでアイリーンにも再会出来たのですが、ある晩のこと、いつものように酔っ払って深夜にホテルに戻りますと、フロントの係員から荷物を預かっていると言われたのでございます・・。

何だろう?と思いながら、荷物を受け取ると、コレが大きな黒いカバンでございまして、又、ヤケに重たいのでございます。

部屋にカバンを持ち帰りまして、中を開けて見ますと、女性の服が5着ぐらいと、靴が2足にマレーシアのインスタントラーメンと焼きそばが各30個と、唐辛子が袋に一杯入っているのでございます。w                  

(葉っぱやクスリでも入っているとヤバイので・・。w)

深夜2時頃、部屋の電話が鳴りました・・。

「ドコニ行ッテイタカ?ワタシ、ズットホテルデ待ッテイタヨォ。」

「オンナデモ買ッテイタアルカ?www」

「Oh!アイリーン?Where are you now?

「モウ、今、家ニ帰ッテキタトコヨ・・。」

「アイリーン、Come over my-room?ヘヘヘ」

「バ~カ、アンタ、スケベネ・・。www」

私が英語で話し、アイリーンが日本語で話すという変な深夜の会話でございます・・。w

結局、重い荷物を日本に持ち帰りまして、帰国後、直ぐにお店にわざわざ寄りまして、ルームメイトの女性に荷物を届けたのでございます・・。w

荷物の半分は、日本で一緒に暮らしている友達の物で、アイリーンは観光ビザが切れるので、3ヶ月に一度の帰国をしていたのでございます。

アイリーンは本当にビックリするほど頭の良い子でして、                                    日本語、英語、マレーシア語、北京語の4ヶ国語が出来るのでございます・・。エッ(゜Д゜≡゜Д゜)マジ?

結局、お店に客として来たらしいアメリカ人の軍人と結婚して、現在はアメリカのサンディェゴで暮らしております・・。

私が酔ったふりして、彼女を口説こうとしますと・・、          

「結婚してくれるなら、いつでもOKよ!w」

と言われちゃいましたぁ・・。😵

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§167 フェリーシアの話・・!

2005-08-23 00:49:30 | 旅行記

free_007_47 久しぶりに海外出張のお話をしますかね・・。w

かれこれ15年程前の話でございますが、私が初めて海外出張を命ぜられ、マレーシアのクアラルンプールへ出張した時のお話でございます・・。

初めて一人で海外出張することになりまして、私は緊張しながら、指定された朝の飛行機に乗りまして、何とかKLの空港に夕方無事に到着しました・・。

KLのスバン空港に到着し、入管チェックを済ませ、到着ロビーに行きますと、KL支店のW崎氏が迎えに来ていました。

そしてその横には、チャイニーズの女性が一緒でございまして、その時紹介してもらったのが、フェリーシアでございます。

フェリーシアは中国系マレーシア人で、私どもの会社のKL支店で現地採用された女性でございます。

felisia 年齢は27歳で、美人と言うほどでもないけど、じゃぁブスかと言うとそれでは可哀想な微妙な女性でございます・・。w

KLに滞在中は、フェリーシアには色々とお世話になりまして、ずっとガイド役になってくれたのでございます。

マレーシアのOLの当時の給料は、2万5千円程度なのですが、フェリーシアは東マレーシアのプロジェクトに必要な秘書として採用した為か、15万円程貰っていたようです。

(学歴も高く秘書資格を持っているようなのです。)

そして、実家もお金持ちのようで、車はホンダのシビックに乗っていまして、KLの外れにコンドミニアムまで持っているのでございます・・。

まぁ、要するにマレーシアのお嬢様なんでしょうね・・。w

会社の中でははっきり言って、評判が悪いのでございます・・。w

結構お高いようだし、ワガママらしいのでございます・・。

出張中の休日に、彼女とゲンティン・ハイランドへ二人でドライブに行く事になりました。

KL市内から、ゲンティン・ハイランドまでは車で約1時間半ほど掛かります。

私は初めての海外出張でしたから、英語はまるで出来ませんし、彼女は日本語が全く出来ません。

ドライブ中に彼女が英語で色々と話しかけてくるので、何とか知っている単語を適当に並べて必死に会話を続けたのでございます・・。^^;)

彼女が「ミスター・ムネオは英語がヘタだから、チャイニーズのお嫁さんをもらうと良いよ・・。w」

「ムネオはお嫁さんは日本人じゃなきゃ嫌なの?」

「そんな事はないよ・・。素敵な女性ならナニ人でもOKだよ。」

すると、ゲンティンに向かって1時間ほど走ったところで、彼女は急に車をUターンさせまして、私に言いました。

「これから実家に行きましょう!私の母に会って下さい。」と・・。

エッ~~?ナンダ、ナンダ・・。何しようっていうの?と焦るオレ。

二人は何故かしばらくの間沈黙が続きました・・。w

フェリーシアは、私が喜んでいないのを察知したらしく、又、車をUターンさせました。

やっぱり、ゲンティンに行きましょう!」と・・。

ゲンティン・ハイランドには2時間ほどカジノで遊んで、又、KLへと引き返したのでございます・・。

すると、今度は、汗をかいたから、シャワーを浴びたいので、ちょっと私のコンドミニアムへ付き合ってくれと言い出したのでございます・・。

(ナンダかな~、会話が男女逆のような・・。w)

私は別に断る理由も無いので、黙って彼女の後をノコノコとついて行ったのでございます。w

KLの市内から、約50分ほど離れた静かな住宅街の一角に、高級そうなコンドミニアムがございました。

(当時で、マンションは900万円ぐらいのはず・・。)

私はエレベーターで3階へ上がり、中廊下を靴音をたてながら歩いていますと、フェリーシアに「シー、静かに・・。」と言われてしまいました・・。w

コチラのマンションライフは特に共同住宅だという意識が高く、廊下で声を出してオシャベリしたり、足音をたてたりするのはマナー違反らしいのでございます・・。

日本のマンションの住人も見習って欲しいですね・・。w

house_001 フェリーシアの部屋は2LDKタイプの素敵な部屋でございました。 床には大理石が貼られ、シックな家具も置かれています。

私はダイニングで缶ビールを飲みながら、彼女がシャワーを浴びている音を聞きながら待たされました・・。w

こういう場合、日本人の紳士としては、どう対応すれば良いのでしょう・・?😅

もちろん、この部屋には二人だけで、他には誰もいません。w

まぁ、私が紳士だから部屋に入れたのでしょうけど・・。w

男性がこの部屋に入ったのは初めてだとか・・。

30分ほどダイニングで待たされましたが、彼女は服も着替えて戻って来ました・・。

夜はW崎氏と合流して、食事に行く事になっていたのです。

断っておきますが、本当に何も無く、彼女はシャワーを浴びて、服を着替えただけで、私も缶ビールを1本だけ飲みながら、モンモンとしながらも、大人しく待っていただけでございます。w

(スゲエ美人だったら、危なかったかも・・?w)

そんな事もありまして、いよいよ帰国する日になりました。

朝9時の便だったので、空港には7時半頃には着いていなければなりません。

私は、ホテルからタクシーで空港に行ったのですが、フェリーシアはコンドミニアムが空港に近いからと言って、空港まで見送りまでしてくれたのでございます。^^)

出発ロビーのコーヒーショップで朝ごはんを一緒に食べ、いよいよお別れとなった時、彼女は言いました・・。

What do you think of me?

I like you, kiss me please Mr.Muneo.

いやぁ~、オジサン、これには参りましたねぇ・・。w

空港の出発ロビーで、まるで映画のワンシーンのように、恋人同士のお別れみたい・・。w

もちろん、断る理由も無いし、女性に恥をかかせるワケにはいきませんから、熱い抱擁を交わしたのでございます・・。w

ムネオ、40歳の秋の出来事でございます・・。😅

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