犬養分な日々 withにゃんこ

犬と猫をこよなく愛するアメリカ帰りのヘナチョコ日記

ちびっこ幼稚園 5期生

2012-12-18 23:55:25 | にゃんこ
雨が続いていた時、とある人から「子猫がいるんよ。誰かもろうてくれんやろか」

と言われました。

それは、11月17日に「シャー!」と言われて逃げられた
ままになっていたサビちゃん。


その後その場所を何度も通ったのですが見かけませんでした。

その子の他にもう一匹茶トラの子猫もいたのですが、風邪をひいて

衰弱死してしまったそうです。


「今いる」との事、見に行ってみました。

お店の横の油とかで道路が少し汚れた路地、誰かがその子の為に

ダンボールとかを置いてて、その中にうずくまっていました。小さい耳だけが見えました。


華やかなクリスマスソングが流れる店の脇の路地に、寒さに凍えている子猫をみて

ただ辛くなりました。


私に相談した人と色々話し合い、私が預かる事になりました。

キャリーの底がすぐに油で汚れるぐらいに、足やら体やらが油汚れしていました。


すぐに病院へ。そこで、獣医師に「今いる子達のフォローをしっかりしてください。

犬子さんの気持ちもわかりますが、他の子のケアも忘れないでください」と言われました。

苦言はしっかりと受け止めました。


体中ノミの糞だらけ。体はガリガリ。生後4~5ヶ月ぐらいみたいですが

体重は1.5kgだけ。触ると骨の感触しかしません。


歩き方がおかしいのに気が付いたのは保護した日の夜。その次の日は勉強会。

蒸しタオル等で体や傷をキレイにしました。ネットで応急処置を調べたのですが

私が下手に触らない方が良いと判断。そして勉強会の日の夜に膿が破裂して、

発熱させてしまいました。食欲もガクンと下がり食べなくなりました。


子猫ミルクを暖めてあげると口をつけるので、数時間置きに飲ませました。


ようやく次の日がきて、朝一番で病院へ。体中に傷がありました。他にも化膿していて

自然治癒した傷跡もみつかりました。

他の野良と喧嘩し負けたのだろうと言われました(主に後ろ足をやられていたから)。


傷を切開し、膿をだしてから包帯を巻いてもらいました。化膿止めや痛み止めの注射を

してもらうとその日の夜から食べ始めました。





発熱中に撮った写真




病院から帰って、猫ミルクを勢い良く飲むところ


傷の膿を出す為に切開し、毛を少しそられた時には大絶叫。

乳母も涙目。でも、誰も嚼まず、引っ掻かず、耐えてくれました。

本当にお利口さんです。


ーーー
ピコポゲは毎日4~5kmの散歩へいけてかなりルンルンです。

「朝ポゲセット(朝のご飯、ンコ、マッサージ)」と

「朝ピコセット(同上)」を毎日欠かさずしてもらい、かなりルンルン。


こめめは好きなパウチご飯を1日一食もらい、かつ1時間のジャラシ遊びと

風呂上がりの乳母を一番に抱っこしてもらう特権を得てルンルンみたい。


ブンちゃんもジャラシで遊んでもらい、息切れするまで遊んでもらってご満悦


子猫を拾うのは私の勝手なので、チビ達のストレスがあったらいかんとかなり

頑張っています。ピコ、ポゲ、こめめ、ブンはおかげで元気いっぱい、ご機嫌さんです



傷も大分回復し、あとは傷が塞がるだけ。

6時間おきに子猫ミルクを飲んでいます。パウチも一時は食べなくなったのですが

今はモリモリ食べています。写真にあるみたいな顔よりもずっと元気な顔になり

獣医師もほっとしていました。



ジャラシを見た事ないのか、目の前でふっても「?」という顔して

ただただお膝の上に座っています。そんな子です。

歩き方がまだ不安定ですが、ゆっくり治せば良いと思います。




という訳で登場猫が増えました。よろしくです。

乳母はただただ努力しますので、暖かく見守っていて下さい。