いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

犬らしさを出せるリードワークをめざす

2023-09-19 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
リードワークを学ぶときに
リードを緩めたまま歩くことはもちろんですが、
止めるときのことも同じように学びます。

このように歩くとよいよと言いました。

止めるときのリードワークはもっと大事です!といいたいです。
首輪にリードでも、ハーネスにリードでも
極力犬への負担が少ないように止めなければならないからです。

リードがたるんだ状態で犬が突進すると、
たるんだ分のリード分勢いよく前に行きますよね。
次にどうなるかと言えば、
犬が前に行った時にかかった力が
リードが張って、もう前に行けないときに
犬の首や体に止められたショックがかかります。
それに加えて、飼い主が自分の方にリードを引いたら
小さい犬ならぶっ飛ぶほどの力がかかりませんか?

そうならないためには、「しの字」じゃなくて
テンションがかかっていなくてもリードは直線がいいんです。
リードを握るだけなら止められるショックは少なくて済みますし、
犬が四肢で立ちやすいです。
そうすれば、すぐにまたリードのテンションを解くこともできます。
この方法はとても理にかなったやり方で、
犬の身体に負担はほとんどなく、
しかも行っちゃいけないことが犬にわかりやすい方法です。

犬を止めて、飼い主の方に来させたいときも
リードを引くことでさせるのではなく、
飼い主の方に自ら来ればいいわけなので
リードをスルスルと伸ばしながら離れれば
犬は人についてくる=飼い主の元に来る
そういう、犬本来の行動を出させてあげれば
リードショックをする必要もありません。

「犬の行動はいつも正しい」と
私たちは肝に銘じています。
ただ、それは犬の管理を怠っているわけではありません。
犬の正しい行動を尊重しつつ、
ヒト社会でヒトも犬も暮らしやすいために
これからも理論を学び、リードワークの技術向上を
目指したいと思っています。



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