いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

行動ばかりに目が行きがちだけど

2022-07-25 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
公園から富士山が見えました。



Choco.がうちに来ることになったのは
「一日中吠えている犬がいる」という苦情からでした。

どんなに大変なんだろうと思っていたのですが、
実際はうちに来たら家で吠えることはほとんどありませんでした。

ところが、散歩中は人に吠え、犬に吠え、バイクに吠え…と
普通でいう問題行動のオンパレードでした。

最初のうちは「NO!」ってよく言ってました。
今日はうまくいくかと、近づけておいて…うまくいくはずないのにね。

ぶっちゃけ話すと、問題行動という認識までこじれる犬の「行動」は
目に見えますが、分析すべきではない行動であり、
行動を変えようとするからさらにこじれたり、
犬からの信用をなくしたりするね、と考えています。
レスポンデント行動だから。
だから大切にしたいのは、
シグナルを見て何を感じているのかを
素早く判断出来るようにすること。
落ち着けたり、距離をとったり。
そうして行動が出ないように、消えるように働きかけます。
だからそのために、飼い主は犬の好子であるように。
それを妨げるような方法は断固NG を突き付けたいです。
  (犬の森 夏目真利子先生の座学でのお話から…2015/7/25)

こういうことだったんですよね。

まず、「NO!」をやめました。
だって、「NO!」って何?ですもんね。
いつもはやさしいママが、こういう時だけ怖い顔するし、
じゃ、どうすればいいのかは教えてくれないし…。
それって、Choco.になんて不親切だったんでしょう💦

どうすればいいか、
一つ一つの行動に当てはめていくのはとても大変。

そんなときのオールマイティな取り組みが
「名前を呼んでおやつ」です。

名前を呼んでおやつを
他の犬が遠くにいるときに、
人がそばに近づいて来る前に、
バイクが止まっているそばで…。
よくやってました。

犬が落ち着いていられるときに
あちこちで何度もやるのがいいのですよ。

今日は大丈夫かも…なんて時はほぼないので、
そういうチャレンジは一切やめて
大丈夫な時に、たっぷりと安心を増やしておくことで
いつの間にか、大丈夫になっていくものです。

Choco.もそう。
対象物から遠く離れて、においで確認しつつ…。
ずいぶん長くかかりましたが、
そのかわり、しっかりと身につきましたよ。

オクラの花に似ているけど、
ローゼル
赤い実は、栄養成分がたっぷりで
女性にうれしい効能があるそうです。

名前を呼んでおやつってなに?って思ったら…
 


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