閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

課長島耕作

2011年09月15日 | 書評 漫画
長島耕作/弘兼 憲史/ 講談社



一見何の変哲もない漫画であるが、ビジネスマンの心理を見事に描いている。
特に、イヤな上司、セコイ上司の描写はなかなかのものだと思う。

漫画ではあるが、イヤな上司との付き合い方、女性とのフランクなつきあい方について考えさせてくれ、ビジネス小説よりははるかにこちらの方がおもしろい。だから、漫画喫茶の定番なのであろう。

そういう私も勤務後に喫茶店で読破した一人である。

島耕作のようにもてたらいいなと思う人もいるだろうが、これは、週刊誌を読む男性読者をターゲットにしているからであろう。
この漫画には、いろいろな立場の女性が登場するが、それは仕事ができるだけではなく、女にモテる男でないといい仕事はできないことを暗示しているようだ。

うまく世渡りできず、一人悩む人は、こういう漫画を読むと気分転換になるであろう。

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