良寛 心のうた/中野孝次/講談社α新書/2002
良寛好きの作家、中野孝次による良寛の歌集の評論集である。
学術的目的で勉強される方には、吉野秀雄氏による名著を読む必要があるが、一般人には、こちらの本で十分
である。
その理由は2点ある。
一点目は、
和歌としてのテクニックにこだわらず、ものの考え方なども含めて解釈している点
二点目は、
テーマ別に歌集を分類しており、読みたい順番から読める点
である。
そして、読んでいて良寛好きの著者であることが自然にわかり、良寛の人柄を理解したうえで書いているため解釈に深みがあり、実に心地よいのだ。吉野氏の評価が時折、出没するのも面白い。
値段も手頃で内容からするとお買い得な本であることは間違いない。
良寛好きの作家、中野孝次による良寛の歌集の評論集である。
学術的目的で勉強される方には、吉野秀雄氏による名著を読む必要があるが、一般人には、こちらの本で十分
である。
その理由は2点ある。
一点目は、
和歌としてのテクニックにこだわらず、ものの考え方なども含めて解釈している点
二点目は、
テーマ別に歌集を分類しており、読みたい順番から読める点
である。
そして、読んでいて良寛好きの著者であることが自然にわかり、良寛の人柄を理解したうえで書いているため解釈に深みがあり、実に心地よいのだ。吉野氏の評価が時折、出没するのも面白い。
値段も手頃で内容からするとお買い得な本であることは間違いない。
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