閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

日本のこころの教育

2014年06月18日 | 書評 日本論・國體
日本のこころの教育/境野勝悟/到知出版社/2001

東洋思想家が、高校性に語った日本論。

普段何気なく、語り、接しているそもそもの由来、意味について、説明がある。

・日本はなぜ『日本』というのか
・日本の国旗はなぜ『日の丸』なのか?」
・「お父さん」、「お母さん」「さようなら」という言葉が、もともとどのような意味を持っているのか

以下は、この本のPR文からの引用である。

このように、日本人であるがゆえに、日本的なるものの根源について、かえってその本来の意味や成り立ちに無自覚なままであることは多い。
そして、そこに込められた意味や成り立ちが、どれほど感動的なことであるか……。
本書に出合えた読者は、日本人として誠に幸運であったといえよう。
本書は、東洋思想家として日本の伝統文化に造詣の深い著者が、「日本のこころの教育」の演題で、岩手県花巻市の私立花巻東高校の全校生徒を対象に行った講演をもとに構成したもの。
2時間近い講演の間、生徒たちは私語一つ交わさず聞き入っていたという。
その感動を伝える生徒たちの感想文も収録している。

引用ここまで。

この本そして感想文を読んでみてわかることだが、日本は悪い国だと信じて疑わない、高校性たちの祖父世代は、これら孫世代から、たぶん軽蔑されるであろうことは明らかである。

何も知らずに反日に染まった、戦後教育世代の愚かさを指摘せざるを得ないし、普段何気なく使っている言葉、国旗等にこのような経緯があったことを知るだけで日本人として誇りと自信に繋がるのは間違いない。

そういう意味において、この本を笑殺する高齢者は、その出自が日本ではない可能性が高いと言えよう。

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