今回の再演ルドルフでとにかく気になったのは翻訳調のセリフの数々。これをまじめに論じたいです。
両方の訳詞を手がけた竜真知子さんは、プログラムのごあいさつで言うには、「日本という国の文化に造詣が深いルヴォー氏はぎこちない直訳より伝わるならと大幅な書き換えも可能にした」と。でも言わせてもらえば、自然な印象だった初演から、「ぎこちない直訳」になったのは今回の再演の方。
最初に耳障 . . . 本文を読む
再演ルドルフは、初演同様に訳詞が竜真知子さんなのですが、なんと初演から90%の部分が書き換えになっているそうです。
で、前には気づかなかったあちこちが妙に気になってます。
前にはちゃんとスムーズだった言葉が、なんだか「翻訳調」でひっかかるし、「え~?!あなたそこでその言葉はあり得ないでしょう!」と思うこともしばしば。
まず、ターフェが「叫べ、わめけ~」とルドルフの悪夢に出てく . . . 本文を読む
はるか昔、ミュージカルに付きもののひとつが「娼婦のおどり」と論じた覚えがあります。どこでだか思い出せない、あとの付きものが何だったかも思い出せない…
まずは定番「レミゼ」の「ラブリーレィディ」で、暗がりで意外と凄い動きしてる…とびっくりしたミュージカル初心者時代。
「エリザベート」では暗~い話の中でちょっとおかしかった「マダムヴォルフのコレクション」 . . . 本文を読む
ついについに行ってまいりました、再演ルドルフ!
初演に通いづめただけに、いまだ数々の曲と共に、あの場面この場面の演出を細かく覚えております。新演出の今回の再演がほんとうに楽しみでした。
幻想的なマイヤーリンクでの自殺場面で始まった初演の公演、同じ曲で幕があくのに今回はルドルフ皇太子夫妻のなんとも倦怠期の会話から始まります。もちろんミドリのカッパこと浦井くんの狂言回しも無し。 . . . 本文を読む
「ルドルフ」の舞台の方々はわたくしたちが余韻に浸っている間にとっくに「ミスサイゴン」モードになっているのですね。でもまだしばらくの間はもう少しハプスブルグの宮廷物語について語り合いたいです。最初から衣裳に拍手!です。ヅカの方と聞きましたがなるほど男性ものは王子さま風、でも女性のドレスのあでやか百花繚乱ぶりには目が釘付けです。舞踏会でもスカートのドレープが誰一人として同じパターンのものが無い! 飽き . . . 本文を読む
一ヶ月足らずの「ルドルフ」公演が終わってしまいました。梅雨前の5月の空に一瞬色鮮やかに花火のごとく咲いた絢爛豪華な宮廷純愛絵巻。その余韻を惜しみつつ、まだ記憶新しいうちにこの舞台を辿っておきたいと思います。特別な千秋楽、いや千秋楽らしい千秋楽だったのでしょうか。 気のせいか思い込みか贔屓目か、ヨッシー&玲奈ちゃんの演技の入れ込みようがかなり激しく(感じられ)、歌一つで「ぼくたちは愛しあってるんだあ . . . 本文を読む
いよいよもう千秋楽です。泣いても笑ってもあと一回きり。ファイファーの動き、ステファニーの苛立ち、史桜さんの娼婦ミッツィの哀しげな目、そしてターフェの邪悪ぶりをもしっかりと見届けたい。 . . . 本文を読む