奄美自然観察記

高のフィールドより

角度によって妖しく光る頭  アメリカヒドリ・ヒドリガモ交雑種

2011-02-23 19:40:18 | 鳥類




天気に恵まれ、大瀬海岸ではカモたちがのんびりと休んでいました。ヒドリ
ガモ
カルガモオカヨシガモハシビロガモなどのほかにツクシガモ2羽
もいました。数が一番多かったヒドリガモのなかに、1羽だけ頭部が角度に
よって緑色に光る個体がいました。一瞬もしかしてアメリカヒドリ? と期待
したのですが、緑色のほかはヒドリガモと同じ赤茶色です。両種の特徴を
持っているのは、以前にも何度か見たことのあるヒドリガモとアメリカヒドリ
の交雑種でしょう。野鳥では通常異種間交雑は少ないのですが、カモ類で
は近縁種同士の交雑個体はそれほど珍しいことでもないようです。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
後ほど掲載します、すみょうらん。
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2 コメント

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交配の相手は? (kawasemi)
2011-02-24 21:20:43
高さん
>近縁種同士の交雑個体はそれほど珍しいこと
>でもないようです。
水辺の鳥や魚類は、異種の交配は無いとは言いませんが少ないと思っていました。でも結構亜種がいるのですね。
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亜種ではなく ()
2011-02-25 08:54:20
交雑種と亜種は違います。水辺の鳥でもカモ類
に交雑種がわりと発生しているようですが、他
のシギやチドリ、サギ類などではほとんどない
と思います。
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