奄美自然観察記

高のフィールドより

諸鈍ウォーキング観察会 デイゴなど

2017-05-21 23:12:09 | 植物






今日はそれほど雨は降っていませんが、風が強く請島行きのフェリー「せとなみ}の帰り便が欠航予定となり、当初予定していた「池地西側林道ウォーキング観察会」は、やむなく断念しました。でも、せっかく多くの方々に集まっていただいたので、より安全で確実に行ける加計呂麻島の「諸鈍ウォーキング観察会」に変更することにしました。船をチャーターして、午前10時頃、加計呂麻島の生間(いけんま)港へ到着し、早速ウォーキング開始、諸鈍へと向かいました。途中、ノボタンの花(写真2枚目)や、すでに熟していたボロボロノキの実(写真3枚目)、フクマンギの花(写真4枚目)などが観られました。そして、諸鈍の海岸へ行くと、見事に咲いていたデイゴの並木がみられました
(写真5枚目)。




諸鈍のデイゴ並木を堪能した後、集落や水田一帯を通って、徳浜への道路を歩きました。途中、ギーマモッコクの花(写真2枚目)などが咲いていました。特にたくさん観られたのがヤマモモ(写真3枚目)、いかにもおいしそうなので、少しだけいただくことにしました。甘くてとてもおいしく、みなさんに好評でした。





途中でお昼の弁当をいただいて、遠くに請島が見える峠付近まで歩いて、引き返しました。道路周辺には、様々な植物なそのほかに、オオシオカラトンボ(写真2枚目)やクスサン幼虫(写真3枚目)などの昆虫類のほかに、ガラスヒバなどのヘビ類も観られました。午後3時頃、生間港へ戻り、チャーター船で古仁屋港へと向かいました。ウォーキング中は、心配されていた雨は全く降らず、みなさんのご協力のおかげで、とても楽しい観察会となりました。

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