奄美自然観察記

高のフィールドより

徳之島・当部林道ウォーキング観察会  ウラジロカンコノキなど

2024-04-21 23:42:47 | 植物

天気にも恵まれて、「徳之島・当部林道ウォーキング観察会」を行いました。南部ダムから母間に向かっている当部林道、大分暑くなって植物のほか、いろいろな生物を観ることが出来ました。出発すると、林道脇にあったツユクサの花やトウバナ(写真2枚目)などを観ていると、近くにクロセセリの姿(写真3枚目)やバーバートカゲ(写真4枚目)が現れました。道端にユウコクランの花も咲き始めています(写真5枚目)。

たくさんの花などが観られたうちの一部ですが、奄美大島ではなかなか観ることが出来ないリュウキュウマユミの花(写真2枚目)が咲き、上から垂れ下がってきたヒョウタンカズラには、かわいい実が付いていました(写真3枚目)。また、道端のちょっと奥の落ち葉のたまっているところには、ツチグリの姿も(写真4枚目)。たくさんのかわいらしい花を付けていたのは、ウラジロカンコノキ(写真5枚目)でした。ほかにも、カキバカンコノキやギーマ(写真6枚目)、ヒイラギズイナ(写真7枚目)などの花も観察できました。

昆虫類もいろいろと観察できました。アマクサギの葉をボロボロになるまで食べていたのは、ルリバネクロウリハムシ(写真2枚目)で、コシダの葉の上にはアマミモリバッタの幼虫(写真3枚目)、ツワブキの葉の上には、タイワンクツワムシ(写真4枚目)などがいました。またちょっとびっくりしたのは、体長約2,5cmほどの見ごたえのある甲虫、アマミユミアシゴミムシダマシ(写真5枚目)を観ることもできました。個人的には、奄美大島ではまだ観ることが出来ないでいるのに、徳之島ではこれまでの観察会で2回観察、今回が3度目の確認となりました。

 

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