奄美自然観察記

高のフィールドより

林道脇の水たまりで産卵  オニヤンマ

2016-07-25 19:23:46 | 昆虫




暑さは幾分和らいだものの、やはり暑くて湿度の高い一日です。時折、いわゆる島で「片降り」と言われる、狭い地域だけに雨が降ったりしています。トレイルウォークを実施した奄美中央林道の脇の水たまりで、オニヤンマが水中に腹部先端を出し入れして、盛んに産卵行動をしていました。オニヤンマは奄美では個体数が少なく、なかなか見られません。というのも森林で見かけることが多く、日ごろ生活している平地にはほとんどいないようです。水たまりといっても、産卵場所は新鮮な水がゆっくりと流れているような場所です。捕食者のシリケンイモリもいますが、無事たくさんのヤゴが生まれてほしいものです。

5年前の今日  10年前の今日 

【島口バージョン】(キシゆむた)
あちさやなありっくゎ、とぅれぃたんじゃが、やっぱしあちさぬほむぇきゅん一日だりょうた。とぅきどぅき、「片降り」ぬ雨ぬ降たりしょっと。トレイルウォークばしゃん奄美中央林道ぶちぬむじたまりじ、オニヤンマぬむじぬ中ちじぶぬ先ば入ったりしがちな、ひった卵ば産みかたしゅりょうたが。オニヤンマや島じやいきらさあてぃ、なかなかにゃあらんど。ちいゅんや、山じにゅんくとぅぬふっさあてぃ、日ごろ生活しゅんどろぼてぇじや、あまりうらんにししゅりょっと。むじたまりち言しんも、卵ば産どぅんどろや、むじぬよおりよおり流れぃとぅんどろだりょっと。卵ばかみゅんショウジンブラだかうりょんじゃが、無事いっぱいぬヤゴぬまあれぃてぃ、ほしゃんむんだりょっと。

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