奄美自然観察記

高のフィールドより

細長い巣に10数匹  ヒメホソアシナガバチ

2024-07-27 16:49:31 | 昆虫

やっと台風3号の影響も薄れ、次第に晴れてきました。森の中で、長さ25cmほどの細長い巣をトキワカモメヅルの蔓に絡めてぶら下げ、10数匹いたのスズメバチ科のヒメホソアシナガバチでした。観るのは久しぶりで、ほぼ2年ぶりでした。私は気づかずに、すぐそばを通ったのですが刺されることはなく、次に通った同行の方が刺されてしまいました。ヒメホソアシナガバチは本州から奄美まで分布していて、よく似たムモンホソアシナガバチは本州から屋久島までで、奄美には生息していないようです。今年の夏は、あちこちで見られるのかも知れず、今後とも刺されないように気を付けていきたい。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

やっとかし、てーふ3号だかいじ、だんだん晴れぃてぃきょうたっと。山ぬ中じ、長さ25cmべりぬ細長さんすぃばトキワカモメヅルぬ蔓ちましぶら下がてぃ、とぅうあまりうたんやスズメバチ科ぬヒメホソアシナガバチだりょうた。にゅんやまれぇまれぇあてぃ、て~げ2年ぶりだりょうた。わんや分からんてぃ、すぐぶちばとぅうたんじゃが刺さらんてぃ、ちぎとぅうたんまじんしちゃんちゅぬ刺ささってぃしまようたっと。ヒメホソアシナガバチや本州らわきゃ島がれぃうてぃ、むる似しゅんムモンホソアシナガバチや本州ら屋久島がれぃあてぃ、わきゃ島じゃうりょうらんにししゅりょっか。くぅとぅしぬ夏や、あまくぅまじにゃあれぃんかもわからんかな、なまらだか刺さらんにし、気ーちきらんばいかんが。

 

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