奄美自然観察記

高のフィールドより

唐浜有屋ウォーキング観察会  アマミイナモリなど

2019-02-17 17:56:29 | 植物






車のない昔、名瀬の唐浜周辺から有屋方面に山越えしていく古道・唐浜有屋古道を歩く、唐浜有屋古道ウォーキング観察会を行いました。名瀬の新川河口にある御殿浜公園に集合し、歩き始めました(写真1枚目)。街を抜けやがて山への登り口になり、周辺の植物観察を始めました(写真2枚目)。桃色のきれいなウスベニニガナ(写真3枚目)やオニタビラコの花(写真4枚目)、ヤエヤマコウゾリナの花(写真5枚目)などもたくさん観られました。







結構急な山道を一列になって登りました(写真1枚目)。クロミノオキナワスズメウリ(写真2枚目)やアブラナ、チョウジタデ、ツルマオ、ノゲシなどの花が咲いていました。古道を次第に上の方へ登って行くと、名瀬湾の全体が眺められるところ(写真3、4枚目)差し掛かり、近くの倒木にはヒイロタケやクジラタケ(写真5枚目)なども生えています。そしてムサシアブミや奄美固有種・アマミイナモリ(写真6枚目)の花の群落なども観ることが出来ました。





そして朝戸鳩浜線の道路と交わる峠(写真1枚目)に到着、ここでお昼の弁当をいただきました。そして休憩した後、有屋側に向けて古道をゆっくりと下り始めました(写真2枚目)。途中、ホウライチクの竹林やシシアクチの実なども観察(写真3枚目)、やがて有屋の平地へ降りてきました(写真4枚目)。心配された雨も殆んど降ることもなく、ウォーキング観察を楽しむことが出来ました。参加されたみなさん、お疲れさまでした。

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