奄美自然観察記

高のフィールドより

緑の焼きそばのような子実体  ムシホコリ

2023-09-19 17:18:51 | 菌類

今日もよく晴れ、蒸し暑い一日です。北部の林道を歩いていると、林道脇の朽ちたリュウキュウマツに緑色の絡み合ったひも状のものがぶら下がっています。ぱっと見てシダ類や苔などとも違うようなので、もしかして変形菌だろうかと思い帰って調べてみると、ムシホコリという変形菌の子実体であることが判りました。緑色の細長い子嚢が5~7cmほどに伸びて、絡み合って子実体を形成していました。子嚢の先端には黄色の変形体の時の黄色の触手のようなものが残っています。何とも不思議な生きものです。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだかむる晴れぃてぃ、ほむぇきゅん一日だりょとっと。にし方ぬ林道ばあっちゅたっとぅ、林道ぶちぬくさとぅんマチギィち、緑色ぬまっつぶたんひもにししゅんむんぬぶら下がとりょうたっと。ぱっとぅにしシダンキャヌリぬしじょやあらんにししゅんかな、やたちし変形菌やあなんかいち思てぃ帰てぃ調ぶぇたっとぅ、ムシホコリちいゅん変形菌ぬ子実体ち判りょうたっと。緑色ぬ細長さん子嚢ぬ5~7cmべりぬでぃ、まつぶりおおてぃ子実体ば作とぅりょうたが。子嚢ぬ先じや黄ーかしゅん変形体ぬとぅきぬ触手にししゅんむんぬ残とぅりょっと。ぬーとぅんしれらん、うとぅまらかん生きむんじゃ。

 

 

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