奄美自然観察記

高のフィールドより

識別に迷いやすい ハジロコチドリ(幼鳥)

2006-10-25 18:15:06 | 鳥類






河口近くで、ハジロコチドリ(幼鳥)とコチドリが採餌してい
ました。ハジロコチドリは、成鳥の場合はくちばしの基部や
顔の黒斑などで識別しやすいのですが、幼鳥の場合は結
構迷ったりします。写真上から3枚はハジロコチドリ(幼鳥)
で、一番下はコチドリですので比較してみてください。まず、
ハジロコチドリのほうは、くちばしが少し太めで、黄色のア
イリングが全くないこと、決定打は翼(風切)に白帯が出る
こと(写真3枚目)などです。秋晴れのすがすがしい日に、
シギやチドリ類の識別にいそしむのも楽しいものです。

【島口バージョン】(キシゆむた)
うん近くぬこらなんてぃ、ハジロコチドリ(幼鳥)とぅコチドリぬ
むんとうむぃしょりょたっか。ハジロコチドリや、ふっちゅドゥリ
やくちぬむとぅんきゃ顔ぬくるかんどろんきゃばにし、わかり
やしかんば、わあさんトゥリやわかりにくかんちよ。写真ぬう
ーら3枚やハジロコチドリ(幼鳥)あてぃ、一番しゃーやコチド
リあんかな比べぇてぃにんしょうてんに。まじぃ、ハジロコチド
リぬほうや、くちぬなありくゎふてぇさあてぃ、黄かしむぃぬす
ぅとぅがわぬ丸かん線ぬぜんぜんねんくとぅ、一番はっきりし
ゅんや羽(風切)なんてぃしるかん帯ぬ模様ぬいじんくとぅ
(写真3枚目)ぬんきゃだりょっと。秋晴れぬしだかしゅん日、
シギんきゃチドリ類んきゃぬしじょぬ分かりゅんにしゆんまに
ゅんくとぅだか、むじらっしゃんむんどぉ~。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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なるほど~! (しら)
2006-10-25 22:07:36
じっくり見て楽しむ!ですね。こんなにアップにしてもらうとうれしいです。
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区別つきません (磯者)
2006-10-26 11:03:39
高さん おはようございます

このブログを見ている人でなければ

この鳥たちの違いはわかりませんね



アイリング をどの様に島ゆむたで訳すのかと おもいきや 

「黄かしむぃぬすぅとぅがわぬ丸かん線ぬ・・・」 と名訳していますね



丸かん→丸さん が 私の中では正解です。

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動き回らなきゃいのですが ()
2006-10-26 18:11:30
しらさん、こんばんは。

写真によってアップの静止画を見ると違いが分かりやすいのですが、実際には動き回っているので、じっくりと双眼鏡などで見極める必要があります。ややこしい識別も、何度も数多く観ることで徐々にはっきり分かるようになっていくものと思いますが、おっしゃるように、友人などと楽しくやらないと、識別にだけこだわるのもつまらないことかも知れません。
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いろいろな言い方が・・・ ()
2006-10-26 18:17:02
磯者さん、こんばんは。

奄美の島口を知っている人には、ちょっと気恥ずかしい感じです。おっしゃるように「丸い」の島口は、「丸さん」ともいいますが、私の田舎では「丸かん」とか「丸かしゅん」などともいいます。一般的には、「丸さん」という言い方が多いのかもしれませんね。

これからも気づいたことなど、どんどんご指摘いただければと思います。
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