母恋

2005.3.5にすい臓がんにより天国へ旅立った母の手記や看病の記録、その後の生活などを書いてます。

9月30日

2004-09-30 23:01:00 | 母の居る生活
母が8月の中頃、朝顔の種を蒔きました。
入院等でバタバタしてしまい、かなり遅い種蒔きでした。
もう9月の終わりだし、ほとんど諦めていのですが、ついに花が咲きました。
朝起きたら母が「ベランダを見てごらん。」と言ったので、見てみると、可愛い花が咲いていました。
さっそくカメラでパチリ。

昨日はかなり具合が悪かった母。
食欲がなく、食べても少量。
さらに悪い事に、食べた後に下痢をしてしまうのです。痛みも少しあったみたいです。
とりあえず、温めた方がいいかなと思い(根拠なし)、ゼリー状の温湿布の様なモノをレンジでチンしまして、腰の辺りを温めてみました。
それが予想以上に効いて、その後少し楽になり、すんなり眠りにつけたようです。

今日は病院に行き、先生の問診と薬をもらってきました。
昨日の、温め効果の影響か、また温熱治療を再開するようお願いしてきたみたいです。
ただ、今は予約がいっぱいということで、空きができ次第ということになるようですが…。
暫くろくにご飯も食べていなかったので、栄養剤を点滴してもらいまして、昨日よりは楽になったように見えます。
先生に鎖骨付近の静脈から栄養を摂れるようにするための軽い手術を勧められています。
点滴で血管を痛めるより、その方が安全で栄養も充分に摂れるという事で考え中。
もし、抗がん剤を再開した時も、今度はそこから楽に入れられる。

とにかく、母にとって、少しでも苦痛の少ない治療を望みます。