タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

弘法大師のお軸・・・

2022-06-07 07:36:56 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

高野山はじめ、真言宗も、

比叡山はじめ、天台宗も、

密教には、「これ」と言う「縛り」はありません。

密教には、排他的な面がないのです。

真言宗の信徒には、高野山や東寺など、「古義真言宗」を好む人は、どちらかと言えば、本尊さんよりも、「圧倒的に弘法大師ファン」が多い。

前述した、高野山・南院 (なんいん) の、秘仏・浪切不動明王御開帳があった時でも、信徒さんはじめ、「弘法大師」の前が人だかり。

おかげで私は、「浪切不動明王」「五大明王」「高野明神」さまを、じっくり拝めました。

対して、成田山や高幡不動尊など、「新義真言宗」の方は、弘法大師よりも、本尊さんが人気です。(川崎大師は、新義ですが、本尊さんが弘法大師なので別)

その弘法大師・・・高野山では、たぶん今でも、「壇上伽藍」「総本山・金剛峯寺 (こんごうぶじ) 」「奥之院」で、厨子入り弘法大師御尊像が、確か三万円で販売されています。(たぶんです。興味ある方は、直接、奥之院か、金剛峯寺に電話でお尋ねください)

開眼済み (入魂済み) で、購入した方の、守護仏大師になります。

もっと安いのは、奥之院灯篭堂で、弘法大師の「お軸」(開眼済み) が、値段上がっていなければ、三千円で販売されていたハズです。奥之院の御供所でも、屏風式の弘法大師が販売されていたと思います。こちらも確か、数千円で開眼済みです。

これらも、自宅の清浄な場所に、仏具店で購入した小さめの厨子 (ずし=ミニ仏壇) などに入れて安置すれば、購入した人の守護仏です。

天台宗の比叡山では、今もあるかは不明ですが、「色紙に般若心経が印刷され、伝教大師最澄さまが金箔で印刷された」御守が売られていました。

昔、受付の役僧に、「この色紙御守りは、一年で返すものですか?それとも、ずっと持っておいて良いものですか?」と聞くと、「お守りは一生持っておくものです」と言われました。(これは、寺それぞれです)

比叡山では、東塔の根本中堂で、本尊「薬師如来」の身代り御守も売ってました。私は今でも持っています。

弘法大師の場合、念仏・・・ご宝号 (ごほうごう) は、「南無大師遍照金剛」(なむだいしへんじょうこんごう) です。遍照とは、大日如来を表します。

四国遍路などは、「お大師さんと、二人で回ると言う意味で、同行二人 (どうぎょうににん) と言うのです」。

天台宗の元三大師では、「南無元三慈恵大師常住金剛」(なむがんざんじえだいしじょうじゅうこんごう) です。常住金剛とは、不動明王を表します。

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