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日々の生活の中で印象に残ったあらゆる場面を大切に切り取っていきます。

『亡国のイージス』

2012-10-07 21:27:10 | 映画
製作年 2005年
製作国 日本
監督 阪本順治

ストーリー 国家に反旗をひるがえしたイージス艦副長・宮津二佐(寺尾聰)は、全ミサイルの照準を東京首都圏内にあわせる。国家への復讐に燃える宮津から艦を取り戻すために、先任伍長・仙石(真田広之)は、過酷な闘いに挑むが……。

キャスト 真田広之,寺尾聰,勝地涼,佐藤浩市,中井貴一,岸部一徳,吉田栄作,チェ・ミンソ他

予告編




 個人的評価【まぁまぁ

ダメダメ 微妙・・・ まぁまぁ(3が基準) あともう一歩 完璧



 この2005年って福井晴敏さん原作小説が相次いで映画化された年。3部作とかいって、この『亡国のイージス』と先日レビューした『戦国自衛隊1549』、そして役所さん&妻夫木くん共演の『ローレライ』

 とりあえず大作っていうのは分かります。キャストを見ればお分かりかとは思いますが、日本映画界の先頭を立つ主役級の俳優さんたちがずらり。なので、ほんとにいつも観ている俳優さんが次から次へと登場して豪華ではありますが、その分登場人物がとにかく多いので、それぞれのキャラ設定までは全部はよく理解できないかなぁと。原作を読んでいない方ならなおさら。私も原作は未読なので、ほんとに大まかな設定しか理解出来ませんでした。なんせ話が国家規模ですし・・・。

 ただ観終わった後は、ちょっと後味はイイものではないように私は感じました。

 とにかく登場人物みんな血だらけ。撃たれる・刺される・亡くなるっていう・・・。そして、何人かは不死身っていう・・・。(真田さん・寺尾さん・中井さんあたりが)最終的には真田さんと中井さんの一騎打ちみたいな展開。

 真田さんの役柄的には『ホワイトアウト』で織田裕二さんが演じた富樫くんみたいな感じかな。いわゆる正義のヒーロー的な存在の真田さんが、ひとり敵の存在である中井さんに立ち向かうという・・・。


 正義のヒーロー

 


 勝地涼くん演じる如月行は、ある意味このお話ではキーパーソンではあるんだけれど、それも途中まで。だけど、この如月の描き方がどうも中途半端というか、あんな状況でよく仙石は如月を信じることが出来たなぁ、とか思っちゃうんですけどもうちょっと丁寧に描いてくれれば、観てる側としても如月の思いなんかにもっと感情移入出来たのになぁ、と。

 ちょっと感想が難しい作品です。

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