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日々の生活の中で印象に残ったあらゆる場面を大切に切り取っていきます。

『L.A.ギャングストーリー』

2013-05-04 21:41:37 | 映画
英題 GANGSTER SQUAD
製作年 2012年
製作国 アメリカ
監督 ルーベン・フライシャー

ストーリー 1949年ロサンゼルス、ギャング王ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)はドラッグや銃器売買、売春などで得た金で街を牛耳っていた。警察や政治家も意のままに操るコーエンに誰も歯向かえずにいたが、街の平和を取り戻すべく6人の男たちが立ち上がる。ロサンゼルス市警のジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・ウーターズ(ライアン・ゴズリング)らのチームは、身分を隠し闇社会に戦いを挑んでいく。

キャスト ジョシュ・ブローリン,ライアン・ゴズリング,ショーン・ペン,ニック・ノルティ,エマ・ストーン,ロバート・パトリック,マイケル・ペーニャ,ジョヴァンニ・リビシ,アンソニー・マッキー他

予告編


オフィシャルサイトはこちら



 個人的評価【まぁまぁ

ダメダメ 微妙・・・ まぁまぁ(3が基準) あともう一歩 完璧



 今月3日から劇場公開されたばかりの新作。時間も合ったのでさっそく鑑賞

 個人的なことですが、なんか洋画を劇場で鑑賞するときって大体ワーナー作品だよなぁ、とふと。今作ももちろんそう。まぁ、たまたまなんだとは思いますけど

 もう今年1年分の銃撃シーンを観ちゃったって感じですかね。元々こういう銃撃シーンが多々出てくる作品は普段からあまり観ないのですが、なんかもうお腹いっぱいです。ミッキー・コーエンを逮捕するラストのホテルでの銃撃シーンも次々敵が登場してきてもうゲームみたいな世界でビックリしたけど、それ以上に驚いたのは中盤にあるカーチェイスでの銃撃シーン。もうよくあれで無事だったと思うよ。フツーの人間だったら命を落としてるよ


 さすが選ばれただけあるね

 


 ってかここ1週間で銃撃シーンばっかり観てるんですけど、私『藁の楯』『図書館戦争』も結構な銃撃シーン満載でしたよ。


 この物語は実話だっていうのにもそれは驚くけど、まぁ何よりショーン・ペンです。元ボクサーのギャング王っていう役だったこともあるのかも知れませんが、なんだかとっても細くて華奢。だけど、外見とは裏腹にもう恐ろしいのなんのって。顔もちょっとメイクで実際のご本人に似せてたりしたんですかね?なんかもうどこから見ても悪人にしか見えなかったんですけど。


 まぁ、普段からこんな感じともいえなくもないけれど・・・

 


 そんなギャング王ミッキー・コーエンをL.A.から追放すべく立ち上がる警察官チームのリーダーにジョシュ・ブローリン。

 

 私は奥さんの立場で観ちゃったなぁ。新しい命が自分たち夫婦の元に誕生するんだから、やっぱり命は大切にして欲しいと思うし、自分と生まれてくる子どもを守って欲しいと思うよね。

 でも、この奥さんが理解のある女性で、本心では絶対にそう思ってはいないと思うけど、警察官の妻として、夫の仕事に協力する。夫以外のチームのメンバーを奥さんが決めるんです。ここは思わず笑っちゃったなぁ。さすが、警察官の妻って思っちゃった。

 だからこそ、あの襲撃シーンで無事だったのは本当に良かった。このシーンの前でメンバーの1人が襲撃に遭い、命を落としてしまったので、まさか!?とハラハラしちゃったし、あの描写からいくとこれってもしかして・・・と思ってしまったので。

 で、そのジョシュ・ブローリンの部下にライアン・ゴズリング、そしてミッキー・コーエンの愛人でありながら、ゴズリングに惹かれるのがエマ・ストーン。

 

 近年、ライアン・ゴズリングの人気はもちろん演技評価も高くて大好評だけれど、私はどうも世間とはちょっと温度差があった感じ。なんでそんなに誉められるの?って思っていたひとり。まぁ、でもちょっと分かった気がする。贔屓にしていた靴磨きの男の子が銃撃に巻き込まれて命を落としてしまう。その後のゴズリングの変わりようといったら・・・。いや~、カッコ良かったよ。この1件でもう吹っ切れちゃって、そのままミッキー・コーエンに銃を突きつけるシーンなんて鳥肌もの。このシーンは特に印象に残ったなぁ。

 『完全犯罪クラブ』のときでは考えられなかったなぁ。まぁ、このときは若かったのもあるけど。サンドラにゆかりのあるライアンでも私はライアン・レイノルズよりもライアン・ゴズリング派かも(笑)

 
 ミッキー・コーエンとロス市警の壮絶な死闘のあとには、ジョンもジェリーも穏やかで幸せな日々を過ごすような描写で終わるので、ちょっとホッと出来るのは良かったかも。あの銃弾が飛び交う描写からそのままエンディングに持ち込まれるのは、ちょっと辛いし、後味もあまりいいモノではないしね。

 正直、好みははっきり分かれるかなぁとは思います。内容がないようだけに描写も残酷だったりするし。なので、全ての方にとはいえませんが、興味のある方はDVDよりもぜひ劇場であの迫力を感じて欲しいなぁと思います。

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2 コメント

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声が・・・ ()
2013-05-06 02:41:39
こんばんはー。

この映画は試写会でけっこう前に観たのですが、冒頭から痛そうですよねえ。
この映画は変に真面目すぎないところがよかったかな。
あんな銃撃戦、絶対みんな死んでますよね(笑)

エマ・ストーンとライアンのロマンスは別になくてもよかった気もします。

で、私が一番思ったのが、ライアンの弱点(私の個人的な趣味で)。彼の声はねちゃっとしてるというか、なんかこう、かっこよくない。それが残念でした。

でもほんとに、「完全犯罪クラブ」のときから、立派になりましたねえ。
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同感。 (アクア)
2013-05-06 17:31:26
おっ、楓さんも鑑賞しておられたのですね。

実は私も同感。
ゴズリングが登場してきて、最初に喋った声を聞いてちょっと拍子抜け。
普段からあまり出演作は観ていないので、ちょっとビックリしました。
顔とギャップがありすぎて。
もうちょっと容姿にあった声を持っていてほしかったなぁ。
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