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日々の生活の中で印象に残ったあらゆる場面を大切に切り取っていきます。

『白旗の少女』

2010-06-24 22:37:16 | 黒木さん
ストーリー 昭和52年,沖縄。比嘉富子(黒木瞳)は,本屋で何気なく手に取った写真集の中の一枚に釘付けになった。それは,太平洋戦争中の沖縄で米軍カメラマンが撮影した,白旗を高く掲げて手を振る少女の写真だった。写真の少女は,当時7歳の富子(八木優希)。写真の存在を知らずにいた富子は,この写真によって,今まで語ることなく封印してきた悲惨な戦争の記憶が蘇るのを感じた。

出演 黒木瞳,八木優希,鈴木杏,勝地涼,渡辺いっけい,とよた真帆,石黒賢,菅原文太,倍賞千恵子他


予告編



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 『さとうきび畑の歌』を思い出しました


 HDDを整理してたら録画したまま見ていなかった黒木さんのドラマを発見あぁ~,気付いてよかった

 なんか黒木さんってこの手の出演作が多いんだよね。やっぱり代表されるのはさんまさんと共演した『さとうきび畑の歌』だけど,『二十四の瞳』なんかもそうだし

 ただ今回,黒木さんは始めと終わりの大人になってからの比嘉富子さんを演じていて,7歳の頃に体験した壮絶な戦争を振り返るストーリーテリング的な役割なので,主演ではあるけれど,実際の主演は7歳の頃を演じた八木優希ちゃん。

 この八木優希ちゃん,ほんとに上手かったなぁ。で,しっかり者の姉役を鈴木杏ちゃんが演じていたんだけど,なんか優希ちゃんを見ていると杏ちゃんの子役の頃を思い出しちゃいました(笑)杏ちゃんも昔から上手くてトヨエツと共演した『青い鳥』なんて夢中になって見てたけど,その頃を妙に懐かしく感じたというか。

 見ていてやっぱりすぐ泣いちゃうかなぁと思ったけど,意外にも淡々と進んでいく感じだったので,涙ぐむこともなく後半まで見てたけど,やっぱりその瞬間は来ちゃいましたね菅原文太さんと倍賞千恵子さん演じるガマで暮らすおじいちゃんとおばあちゃんに出会ったシーンで,一気にワーっと涙が溢れてきましたなんか富子がこの2人に出会ったことで,これまでたった1人で生き抜いてきた苛酷さとか寂しさとか恐れとかいろんなものが救われた気がして,安心しちゃったのかな,きっと。

 この2人に出会ったことで富子は無事生き抜き,離れ離れになっていたお姉ちゃんとも再会することが出来たっていうのが,ほんとに良かったなぁと心から思いました。

 

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